

コーチ、レッスン中に少し気になることがありまして…。隣の方がコーチに言われているアドバイスも、つい一緒に聞いて「自分もやらなきゃ」と思ってしまうんです。

あ〜、それね。大人になってから水泳を習う人って、みんな「上手くなりたい」って強い気持ちで来てるから、他の人への指導まで熱心に聞いちゃうんだよね。その姿勢自体はすごく素晴らしいことなんだ。

そうなんです。少しでも吸収したくて。

でもね、ちょっと待ってほしいんだ。そのアドバイス、本当に今のユウコさんに必要なものかな?今日はそこを一緒に考えていこう。
まず結論|他人へのアドバイスは自分用じゃない

結論から言うね。上達を遠回りしないための要点は、この3つだけなんだ👇
- 他人へのアドバイスを鵜呑みにしない → 人によって直すべき点は違う
- 自分の課題に集中 → 余計な情報に惑わされない
- 指導者の個別アドバイスを大事に → ただし全体への指示はしっかり聞く
「今の自分に必要なこと」だけにフォーカスするのが、上達の近道です。

聞けば聞くほど良いと思っていました…。むしろ逆効果になることもあるんですか?

そう、そこなんだよ。じゃあ、ひとつずつ詳しく見ていこうか。
他人のアドバイスを鵜呑みにするリスク

でも、コーチがおっしゃっていることですから、自分にも役立つのではないでしょうか?

そう思っちゃうのは自然なことだよ。でも、それが必ずしもユウコさんにとって正しいとは限らないんだ。理由は2つ。
✅ 体格・筋力・柔軟性・癖など、ひとりひとりの特徴が違う
✅ その時に必要な課題も、レベルによって変わる

たしかに、人それぞれ体つきも泳ぎ方も違いますものね。

そうなんだ。だからAさんにとって必要な修正点が、ユウコさんには全く不要だったり、逆効果になることもあるんだよ。

たとえば、どういうことでしょう?

たとえばAさんが「腕のかきが大きすぎるから、コンパクトに動かしましょう」と言われたとする。➡ でもユウコさんはむしろ「もっと大きくかく」ことが課題だった場合、それを意識すると逆効果になっちゃう。

もう一つ。Aさんが「キックをもっと強く打つべき」と指摘されたとして、➡ ユウコさんは逆に「キックを落ち着かせてリズムを整える」ことが必要だった場合、無駄な力みにつながるんだ。

なるほど…!人によって直すべきポイントが正反対になることもあるんですね。

その通り。だから他人へのアドバイスをそのまま自分に当てはめると、逆にフォームが崩れてしまうこともあるんだよ。
効率よく上達するためのポイント

では、どうすれば効率よく上達できるのでしょう?

意識してほしいのはこの3つだよ。
- 他人へのアドバイスは「自分には関係ない」と割り切る
➡ 自分の課題と違うものに気を取られると、本来直すべきことがブレてしまう - 指導者があなた個人に向けたアドバイスをしっかり理解する
➡ その場で疑問があれば質問し、何を意識すべきか明確にする - 全体へのアドバイスはしっかり聞く
➡ 「クラス全体で共通して気をつけるべきポイント」は、自分にも関係があることが多い

つまり、「今の自分に必要なこと」だけにフォーカスすることが上達の近道なんだ。
まとめ

今日のポイント、整理できました!
✅ 他人へのアドバイスを鵜呑みにしない
✅ 自分の課題に集中し、余計な情報に惑わされない
✅ 指導者の個別アドバイスを大事にし、必要な修正に取り組む

バッチリだね!これを意識するだけで、無駄な遠回りをせずにスムーズに上達できるようになるよ。

あ、ひとつだけ注意。全体へのアドバイスまで聞き流してしまわないようにね。あくまで「他人個人へのアドバイス」と「自分の課題」を切り分けるって話だから。

わかりました!切り分けが大事なんですね。
自分の「今の課題」の見つけ方

「自分の課題に集中しよう」と言われても、その課題がそもそも分からないこともあって…。

いい着眼点だね。次の3つを意識すると、今いちばん直すべきポイントが見えてくるよ。
- くり返し言われる注意をメモする … 何度も指摘されることが、今のあなたの最優先課題
- 動画で自分の泳ぎを見る … 感覚と実際の動きのズレは、撮って見るといちばん早く分かる
- コーチに「今いちばん直すべき1つ」を聞く … あれもこれもではなく、優先順位を1つに絞ってもらう

課題は一度にいくつも抱えず、「今はこれ1つ」と決めて取り組むほうが、結局は早く上達するんだ。

まずは「今の自分の1つ」に集中してみます。ありがとうございました!



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