競泳の補食は、種目の距離ではなく、次のレースまでの残り時間で決めると迷いません。会場へは、おにぎりやカステラなどの固形物と、ゼリー飲料やスポーツドリンクを分けて持っていきましょう。
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先に結論
次のレースまで3時間以上なら小さめの食事、1〜3時間ならおにぎり・パン・バナナ・カステラ、30〜60分ならゼリー飲料・糖質飲料・スポーツようかん、30分未満なら水分を優先します。会場へは、食べ慣れたものを時間帯ごとに分けて持っていきましょう。
| 残り時間 | まず選ぶもの | 量・食べ方 |
|---|---|---|
| 3時間以上 | おにぎり・弁当・うどん・パン+卵など | 満腹にせず、小さめの食事 |
| 1〜3時間 | おにぎり・パン・バナナ・カステラ | 糖質中心。食べ慣れた量 |
| 30〜60分 | ゼリー飲料・糖質飲料・スポーツようかん | 少量ずつ。固形物が重い人向け |
| 30分未満 | 水・スポーツドリンク | 固形物を追加せず、口と喉を潤す |
| 全レース終了 | おにぎり+牛乳、パン+ヨーグルト、食事 | 糖質・たんぱく質・水分を補う |
大会前日にすること
前日は、普段どおりの3食でご飯・パン・麺などの主食を取ります。大会に備えて急に大盛りにする必要はありません。翌朝と会場で食べるものまで準備しておくと安心です。
- 食べ慣れた夕食にする
- 朝食と会場用の補食を用意する
- 飲料を冷やし、保冷バッグへまとめる
- 競技時間を見て、食べる時刻を決める
- 予選通過や進行の遅れに備えて予備を持つ
当日の朝食
朝食は、普段から食べ慣れたご飯・パン・うどんなどの主食を中心にします。最初のレースやウォームアップまでの時間が短い日は量を減らし、食べ切れない分は会場用の補食へ回しましょう。
- ご飯+卵や魚+汁物
- パン+ヨーグルトや卵+バナナ
- うどん+少量のおにぎり
- 食べにくい日は、おにぎり・バナナ・ゼリー飲料などに分ける
大会当日だけ特別なメニューへ変えず、食べ慣れたものを選ぶのが基本です。
残り時間別|何を食べるか
3時間以上|小さめの食事
おにぎりや小さめの弁当、うどん、パンと卵など、普段から食べている食事を選びます。満腹まで食べず、次のウォームアップが始まる頃に胃が重くならない量にしましょう。
1〜3時間|おにぎり・パン・バナナ・カステラ
おにぎり、パン、バナナ、カステラが使いやすい時間帯です。主食になる糖質を中心に、いつも練習前に食べて問題のないものを選びます。
30〜60分|ゼリー飲料・糖質飲料・ようかん
ゼリー飲料、糖質飲料、スポーツようかんなど、短時間で少量を取りやすいものが候補です。一気に詰め込まず、ウォームアップや招集までに少しずつ取りましょう。
30分未満|水分を優先
水やスポーツドリンクで口と喉を潤します。ここで大きなおにぎりやバナナを追加すると、泳ぐ時に胃が重くなることがあります。空腹が気になる場合も、普段から試している糖質飲料を少量にとどめましょう。
会場へ持っていきやすい補食6選
水分と糖質をまとめて取る:CCD
水分と糖質を同時に取りたい時に使いやすい粉末ドリンクです。長時間の大会やレース本数が多い日に、ボトルへ作って少しずつ飲めます。初めて使う場合は、練習で味と濃さを試しておきましょう。
持ち運びやすいアミノ酸:アミノバイタルGOLD
アミノ酸を手軽に持ち運びたい人向けのスティック粉末です。水なしで飲めますが、空腹を満たす補食ではないため、おにぎりやゼリー飲料とは役割を分けて使います。
固形物が食べにくい時:inゼリー エネルギー
固形物を食べにくい時でも取りやすく、30〜60分前の補食として使いやすいゼリー飲料です。持ち運びやすく、量も把握しやすいので、会場用の予備にも向いています。
少しずつ食べやすい:スポーツようかん
個包装で手を汚しにくく、少しずつ食べやすい糖質補食です。バッグへ入れてもつぶれにくく、1〜3時間前の補食や、ゼリー飲料だけでは物足りない時に使えます。
食べ応えもほしい時:V!カステラ
カステラを1本ずつ持ち運べるため、1〜3時間前の補食に使いやすい商品です。泳ぐ前に重く感じないかを練習日に試しておくと、大会当日も迷いません。
全レース終了後の回復に:inゼリー プロテイン
すべてのレースが終わり、すぐに食事を取れない時の回復用です。ゼリータイプなので移動中でも取りやすく、おにぎりやパンなどの糖質と組み合わせると、レース後の補食をまとめやすくなります。
大会当日に失敗しやすい食べ方
- 大会で初めての商品を食べる・飲む
- 次のレースまでの時間を見ず、一度にたくさん食べる
- レース直前に脂っこいものや量の多い食事を取る
- おにぎりやゼリー飲料を取らず、プロテインだけで済ませる
- 開封した食品を暑い会場へ長時間置く
食べてはいけない食品を増やすより、食べる時刻と一回の量を決めておくほうが実践しやすくなります。
カフェイン入り商品を使うなら
コーヒーやカフェイン入りゼリーを普段から使っている成人は、商品表示のカフェイン量を確認します。大会当日に初めて試さず、いつも使っている量を超えないようにしましょう。ジュニアは競技目的で自己判断して追加しません。
レース後の回復
次のレースが残っている
糖質と水分を優先します。おにぎり、ゼリー飲料、スポーツドリンクなどを、残り時間に合わせて選びます。たんぱく質を取る場合も、糖質を一緒に取りましょう。
すべてのレースが終わった
すぐに食事ができるなら、普段の食事で構いません。食事まで時間が空くなら、おにぎり+牛乳、パン+ヨーグルト、ゼリー飲料+プロテインなど、糖質とたんぱく質を組み合わせます。
大会用補食プランの作り方
- 招集とウォームアップ、レースの時刻を書く
- 朝食と補食を食べる時刻を記入する
- 3時間以上・1〜3時間・30〜60分用に分けて持つ
- 予選通過や進行の遅れに備えて予備を1〜2回分持つ
- 大会後に食べやすかったものをメモする
コーチ視点のポイント
強い選手と同じ商品をそろえるより、自分が練習前に問題なく食べられたものを使うほうが安心です。大会の予定表に「何時に何を食べるか」まで書いておくと、保護者も本人も会場で迷いません。
まとめ
- 次のレースまでの残り時間で補食を選ぶ
- 3時間以上は小さめの食事
- 1〜3時間はおにぎり・パン・バナナ・カステラ
- 30〜60分はゼリー飲料・糖質飲料・ようかん
- 30分未満は水分を優先する
- 商品は大会当日に初めて試さない
- 全レース終了後は普段の食事へつなぐ
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