予選・決勝があるレースや、1日に複数種目を泳ぐ大会では、短い時間でどう回復し、エネルギーを補うかがカギになります。
この記事では、レースの合間にできる回復のコツと、過ごし方、補食のポイントを整理します。

タクミさん
コーチ、決勝まで時間が空くとき、どう過ごせば次のレースで力を出せますか?

よしのりコーチ
ポイントは3つ。軽く泳いで体をほぐす、こまめに補給する、そして横になりすぎないこと。合間の過ごし方で、最後の一本のタイムが変わりますよ。
先に結論
レースの合間は「ほぐす・補給・動かしすぎない」
- クールダウン:レース後は軽く泳いで体をほぐし、次に切り替える(5〜15分・楽なペース)
- 補給:消化のよい糖質を中心に、水分もこまめに
- 過ごし方:横になりすぎず、適度に体を動かす。泳ぎすぎもエネルギーの無駄
- 鉄則:大会当日に、新しい食品やサプリを試さない
合間をどう過ごすかで、最後の一本のタイムが変わります。
短時間でできる回復のコツ
① クールダウンで体をほぐす
レース直後に軽く泳ぐと、体をほぐして次のレースに切り替えやすくなります。目安は5〜15分(200〜800m)、楽に泳げるペースで。
泳ぎすぎは逆効果:長く泳ぎすぎると、かえって疲労が残ります。低強度で、徐々にペースを落として締めましょう。足の疲れが強い日は、キックを減らしてプル中心に。
② 軽い動きで血流を促す(アクティブリカバリー)
- 水中ウォーキング(3〜5分)でリラックス
- 反動をつけない静的ストレッチで筋肉の緊張をゆるめる
- フォームローラーで、ふくらはぎや太ももを軽くほぐす
③ アイシング・温冷交代浴(合う人は)
連戦で疲労が強いとき、疲れた筋肉のアイシングや、温水と冷水に交互につかる温冷交代浴を取り入れる人もいます。ただし効果には個人差や議論もあるので、自分に合うかを試しながら、無理のない範囲で。
レースの合間の過ごし方
- レース直後(5〜15分):クールダウン+水分補給
- 次まで60分以上:軽く補食+リラックス+軽いストレッチ
- 次の30分前:アップ再開(100〜200m)+動きの確認+集中のルーティン
横になりすぎると、かえって眠気やだるさが出ます。適度に体を動かしておきましょう。
合間の補食は「消化のよいもの」を
レース間は、消化がよく素早くエネルギーになるものを選びます。
| 食べ物・飲み物 | ねらい |
|---|---|
| バナナ | 糖質&カリウムを手軽に |
| エネルギーゼリー | 即効性のあるエネルギー |
| 小さめのおにぎり | 持続的なエネルギー |
| スポーツドリンク | 水分&ミネラル |
避けたいもの:脂っこいもの(唐揚げ・ポテト)や食物繊維の多いもの(豆・ごぼう)は消化に時間がかかり、胃もたれや腹痛の原因に。カフェインの摂りすぎも利尿作用で脱水のリスクがあります。



コメント