
ひとかきひとけりは、ドルフィンキックと腕のどちらを先にすればいいですか?

よく使われる順番はありますが、ドルフィンキックには動かせるタイミングの幅があります。まず失格にならないルールから整理しましょう。
先に答え
壁を蹴る → ドルフィンキック1回 → 腕を脚の横までかく → 腕を前へ戻しながら平泳ぎキック → 浮き上がる、この順番から練習すると覚えやすくなります。ドルフィンキックは、最初の平泳ぎキックより前に1回だけ使えます。
ひとかきひとけりの基本ルール
- スタート後と各ターン後に行える
- 腕は1回、脚の横までかくことができる
- ドルフィンキックは最初の平泳ぎキックより前に1回だけ行える
- そのあと平泳ぎキックを1回行う
- 2回目のかきで手が最も外に開いた部分から内側へ向かう前に、頭が水面へ出ている必要がある
大会前はWorld Aquaticsの最新競技規則と大会要項を確認してください。
失格を防ぐチェック
ドルフィンキックを2回打たない、最初の平泳ぎキックより後へ残さない、浮き上がりを遅らせすぎない。動画は横から撮ると順番を確認しやすくなります。
まず覚えたい5つの流れ
| 順番 | 動き | 確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 壁を蹴る・入水する | 腕で頭を挟み、まっすぐ進む |
| 2 | ドルフィンキックを1回 | 最初の平泳ぎキックより前に行う |
| 3 | 腕を脚の横までかく | 水を下へ押しすぎない |
| 4 | 腕を前へ戻し、平泳ぎキックを1回 | 腕と脚の戻しで止まりすぎない |
| 5 | 浮き上がって表面の平泳ぎへ | 最初のひとかきを急がない |
最初はこの順番で動きを覚え、慣れてからドルフィンキックと腕を動かし始めるタイミングを少しずつ比べます。

長く潜れたほうが速そうなので、できるだけ待ったほうがいいですか?

距離よりタイムで比べよう。勢いが落ちてから動くと、長く潜れても浮き上がりが遅くなります。
速くつなぐ5つのコツ
1. 最初の速さはストリームラインで保つ
壁を蹴った直後や入水直後は、泳いでいるときより速く進みます。あごを引き、腕で頭を挟み、腰と脚を一直線にします。
2. 勢いが残っているうちに動き始める
水中で待ちすぎると、最初の速さを使い切ってしまいます。壁から何mで動くか目印を決め、5m・10mの通過タイムを比べます。
3. ドルフィンキックを大きくしすぎない
強く打とうとして膝が大きく曲がると、脚に水が当たって減速します。体のうねりから足先へ伝え、1回で流れをつなぎます。
4. 腕と脚を小さく戻す
腕を脚の横までかいたあとは、肘を大きく開かず前へ戻します。平泳ぎキックの引きつけも小さく行い、止まる時間を短くします。
5. 浮き上がりの最初のひとかきを急がない
頭だけを先に持ち上げると、腰が沈みます。平泳ぎキックの勢いで水面へ近づき、頭・胸・腕を一緒に表面のひとかきへつなげます。
水中姿勢はけのび・ストリームラインの作り方で詳しく解説しています。
うまく進まない原因を見つける
| よくある悩み | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 壁を蹴った直後に減速する | 頭・腕・腰の線が崩れている | ストリームラインだけで5m進む |
| プルダウンで上へ浮く | 水を下へ押している | 後ろへ運ぶ向きを確認する |
| 腕を戻すと止まる | 肘が大きく開く、戻しがゆっくり | 親指を体の近くに通して前へ戻す |
| 浮き上がりが苦しい | 水中で待ちすぎている | 少し早く動き始め、5m・10mを比べる |

腕を前へ戻すところで、急に止まる感じがします。

そこは抵抗が増えやすい場所です。まず肘を広げず、手を体の近くから前へ戻してみよう。
5段階の練習メニュー
| 順番 | 練習 | 本数 |
|---|---|---|
| 1 | ストリームラインだけ | 5m×4 |
| 2 | ドルフィン1回+浮上 | 5m×4 |
| 3 | プルダウンまで+浮上 | 7.5m×4 |
| 4 | ひとかきひとけり+平泳ぎ2回 | 12.5m×4 |
| 5 | スタート・ターンから25m | 4本 |
動きを1つずつ足し、最後に25mへつなげます。各本は十分に休み、息を止められる距離を競う練習にはしません。
タイムの取り方
壁を蹴ってから5m、10m、頭が水面へ出るまでを撮影します。浮き上がり距離だけでなく、平泳ぎ2回までのタイムを見ると改善が分かりやすくなります。
よくある質問
ドルフィンキックは腕をかいている途中だけですか?
最初の平泳ぎキックより前なら、1回行えます。練習では動きを合わせやすい位置から始め、通過タイムを見ながら調整します。
平泳ぎにも15mルールがありますか?
背泳ぎ・バタフライ・自由形のような「15mまで」という距離の決まりではなく、2回目の腕動作と頭が水面へ出るタイミングで決まります。
スタート後とターン後は同じタイミングでいいですか?
基本の流れは同じですが、スタートと壁蹴りでは最初の速さや深さが違います。それぞれ撮影し、動き始める位置を別に決めます。
まとめ

順番を覚えたら、長く潜るより5mと10mのタイムを比べます。

その進め方が分かりやすいです。まず形を整え、次に動き始めるタイミングを調整しましょう。
ひとかきひとけりの合図
まっすぐ進む、1回ずつ動く、小さく戻す、勢いを表面泳へつなぐ。ひとつずつ練習すると、失格を防ぎながら浮き上がりを速くできます。
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