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プロテインバーはいつ食べる?スイマー視点でわかる摂取タイミングと選び方

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プロテインバー

「プロテインバーって、結局いつ食べるのが一番いいんだろう?」
「練習前?練習後?それとも寝る前?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?

こんにちは、現役の競泳指導者・佐藤です。これまで多くのスイマーを見てきた経験から感じるのは、プロテインバーは選び方とタイミングを少し意識するだけで、練習効果や体づくりへの活きかたが変わってくるということです。

この記事では、プロテインバーの摂取タイミングを中心に、スイマー視点での種類別の選び方、市販品の比較までまとめました。
「ゴールデンタイム」と呼ばれる運動後の30分にこだわるべきかどうかは、こちらの記事に整理しています。あわせてどうぞ。
👉 運動直後のたんぱく質補給は本当に「30分以内」が必要?最新の考え方を整理

あわせて読みたい:プロテインバーだけでなく、ホエイ・ソイなど粉末プロテインまで含めたスイマー向けの選び方は、こちらの保存版にまとめています。


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プロテインバーを「いつ食べるか」の基本

まず大前提として、僕がスイマーに伝えているのは「タイミングよりも、1日のトータル量と分散の方が大事」という考え方です。
近年の栄養研究でも、運動後30分以内に詰め込むことより、1日のたんぱく質量を3〜5回くらいに分けて摂る方が筋肉づくりに有利とされる流れになっています(詳しくはこちらの記事へ)。

そのうえで、プロテインバーが活きやすい時間帯を3つに整理しておきます。

① 練習前(60〜90分前)

「夕方の練習までに食事の時間が取れない」「学校や仕事から直接プールへ向かう」というスイマーは多いと思います。空腹のまま泳ぐとパフォーマンスも落ちますし、筋肉を分解してエネルギーに使ってしまう、いわゆる「カタボリック」な状態に近づきやすくなります。

こんなときに、糖質と一緒にたんぱく質も摂れるプロテインバーは扱いやすい補食です。目安は練習開始の60〜90分前。直前に食べると消化が間に合わず、お腹が重くなって泳ぎに集中できないことがあります。

② 練習後(できれば1〜2時間以内)

練習後は、消費した糖質を補い、筋肉の修復材料となるたんぱく質を入れたい時間帯です。「30分以内じゃないと意味がない」と慌てる必要はありませんが、家に着いてからの食事まで2時間以上空きそうなら、プロテインバーを1本挟んでおくと、空腹のままダラダラ過ごすより体に優しい選択になります。

ホエイ系のプロテインバーは消化吸収が比較的早めなので、練習後の補食にはなじみやすいタイプです。

③ 間食・補食・就寝前

練習以外でも、「夕食までの時間が空きすぎる」「夜遅くて食事が軽くなった」というときに1本足す使い方も合っています。
就寝前なら、消化がゆっくりなカゼイン系やソイ系のプロテインバーを少量にすると、寝ている間の筋肉分解を抑える助けになります。胃に重く感じる方は、就寝1時間以上前に済ませておくのが無難です。


プロテインバーの種類と消化吸収のイメージ

プロテインバーに含まれるたんぱく質の種類によって、消化吸収のスピードや向いている場面が変わってきます。ざっくり整理するとこんなイメージです。

種類消化吸収のイメージ合いやすい場面
ホエイ系比較的早め練習前後の補給
カゼイン系ゆっくり就寝前・長時間の移動中
ソイ(大豆)系ゆるやか・腹持ちが良い間食・食事の補助・体重管理中

「絶対にこの組み合わせ」というルールはありません。練習スケジュール・体格・お腹の強さによって合うものは変わるので、何種類か試してみて「自分の体が軽く動くもの」を選んでいくのがおすすめです。


スイマーがプロテインバーを選ぶときのポイント

パッケージの「高たんぱく」だけで選ぶと、糖質や脂質が思った以上に多いケースもあります。スイマーの場合は、栄養成分表示の以下の数字を見るクセをつけておくと、選び方が安定します。

  • たんぱく質量:練習前後なら10〜20g、間食用なら5〜10g程度が扱いやすい
  • 糖質量:練習前は20g前後あるとエネルギーになりやすい/夜間は控えめが落ち着く
  • 脂質量:1本あたり10gを超えると消化に時間がかかるので、練習直前には不向き
  • 添加物・甘味料:お腹が弱い方は人工甘味料の種類で合わない場合もあります

同じ「プロテインバー」でも、商品によって性格はかなり違います。「練習前に食べると重いタイプ」「就寝前向きのゆっくり吸収タイプ」などを使い分けるのがコツです。


アスリート向けにおすすめのプロテインバー5選

練習量の多いマスターズスイマーや、中高生・大学生スイマー向けに、扱いやすい市販品を5つ紹介します。
(摂取タイミングの考え方はそれぞれ 「ゴールデンタイム」記事 もあわせてどうぞ)

1. BASE LAB. プロテインバー ビターチョコ

たんぱく質20g・低糖質タイプ。体重を増やさずたんぱく質量だけ確保したいマスターズスイマーや、減量期の中高生スイマーに合いやすいです。練習後の補食や、夜遅めの軽食代わりに置いておくと使いやすい一本。


2. ザバス(SAVAS) プロテインバー チョコレート味

たんぱく質15g・ビタミンB群とビタミンD配合。バランスが良くクセがないので、「とりあえず最初の1箱」として試しやすいタイプです。コンビニで手に入りやすいのも、忙しいスイマーには助かります。


3. TUNA PLUS+ プロテインバー(フィッシュプロテイン)

魚由来のたんぱく質で、DHA・EPA・カルシウムも一緒に摂れるタイプ。動物性で消化に問題がなく、普段の食事で魚をあまり食べない方の補助として面白い選択肢です。アレルゲンに配慮した処方で、長期保存もしやすいので合宿や遠征のお供にも。


4. 森永製菓 inバー プロテイン ベイクドチョコ

「inバープロテイン」シリーズの中でも、口の中で溶けにくく食べやすいベイクドタイプ。たんぱく質10gで軽めなので、練習後にもう少しだけ補給したい時や、補食として小腹を満たすのに合います。


5. UHA味覚糖 SIXPACK 完全バー チョコレート味

たんぱく質15.1gに加えて、ビタミン・ミネラル・食物繊維をまとめて配合。食事が偏りがちな日の「保険」として優秀なタイプです。脂質も比較的控えめで、マスターズスイマーが体重をキープしながら使うのにも向いています。


ジュニアスイマー向けのプロテインバー3選

小学生・中学生のジュニアスイマーは、大人と同じプロテインバーを毎日食べる必要はありません。基本は3食+補食(ご飯・パン・果物・乳製品など)で必要量はだいたい賄えるのが理想です。
そのうえで、「練習量が増えてきた」「体が大きくなる時期で食事だけだと足りない」と感じたときの一手として、ジュニア向けのバーを使う、というイメージで選んでください。

1. 森永製菓 inバー ジュニアプロテイン ココア

たんぱく質8.3gに加え、カルシウム・鉄・ビタミンDを配合。骨・血液づくりも一緒にサポートしたい成長期のスイマーに合いやすい設計です。ウエハースタイプで食感が軽いので、練習後の小腹満たしにも。


2. ブルボン セノビックバーミニソフトクッキー ココア味

たんぱく質量は控えめですが、カルシウム・鉄分などが補えるおやつ感覚のタイプ。「プロテインバーをガッツリ食べる」というより、普段のおやつをこういうものに置き換える、という使い方がジュニアには合っています。


3. アサヒ 1本満足バー プロテインチョコ

たんぱく質15g・ビタミンB群7種配合。中高生スイマーの補食として、コンビニでサッと買える手軽さが魅力です。糖質と脂質もある程度入っているので、練習前のエネルギー補給寄りに使うとちょうど良い印象です。


マスターズ・一般スイマーは「ソイ系」も選択肢に

「アスリート向けほど追い込んでいない」「健康のために泳いでいる」「体重管理を大事にしたい」という方には、ソイ(大豆)系のプロテインバーも合わせやすい選択肢です。

  • 消化がゆるやかで腹持ちが良い → 間食に向く
  • 脂質が控えめなものが多い → 体重管理中にも
  • 植物性なので、乳製品でお腹がゆるくなる方にも

一方で、競技志向で泳ぎ込んでいるスイマーや、しっかり筋肉を維持したい方は、ソイ単独だけでなくホエイ系も組み合わせる方が回復が早いと感じるはずです。


プロテインバーを使うときの注意点

食べ過ぎに注意(1日1〜2本まで)

1本あたり150〜250kcal前後ある商品が多く、何本も食べると普通にカロリーオーバーになります。「健康的なお菓子」ではなく、食事の補助と捉えて、1日1〜2本までを目安にしてください。

水分と一緒に

プロテインバーはどうしても水分量が少なく、ボソッとした口当たりになります。コップ1杯の水やお茶と一緒に摂る方が消化も楽で、満腹感も出やすいです。

食事の置き換えにはしない

「プロテインバー1本で夕飯代わり」は、栄養バランス的にあまりおすすめできません。プロテインバーはあくまで補助で、普段の食事(ご飯+主菜+副菜+乳製品+果物)が体づくりの土台です。


まとめ:プロテインバーは「使いどころ」で活きる

プロテインバーは、上手く使えばスイマーの強い味方になります。覚えておきたい使いどころは次の3つです。

  • 練習前(60〜90分前)に、軽い補食として → ホエイ系・バランス系
  • 練習後〜次の食事まで2時間以上空くとき → ホエイ系で繋ぐ
  • 就寝前・間食・体重管理中 → カゼイン系・ソイ系で腹持ちを良く

そのうえで、「30分以内に詰め込まなきゃ」と神経質になるよりは、1日のトータル量と分散を意識する方がスイマーの体づくりには現実的です。タイミングについて掘り下げたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
👉 運動直後のたんぱく質補給は本当に「30分以内」が必要?最新の考え方を整理


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