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競泳のアンチ・ドーピング基礎ガイド|中学生・マスターズ・保護者のための『うっかり違反』を防ぐ知識

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2026年4月、ロンドン五輪銀メダリストで現役の鈴木聡美選手(35歳・28年LA五輪を目指す)が、Xで「注意喚起とお願い」を投稿し、話題になりました。

「会社から私宛に差し入れが届いたと連絡を受けました。しかしながら、ドーピング等の危機回避のため『食品・飲料』といった口にするものは特に受け取らないと決めております。
(※知り合いから貰う物(食品・ハンドクリームといった肌に触れる物も同様)にも常に細心の注意をはらっております。)」

食品・飲料は受け取らない」「ハンドクリームのような肌に触れる物にも気をつける」——現役のトップアスリートがここまで徹底するのには、明確な理由があります。アンチ・ドーピングの仕組みを知っている人ほど、こうなります。

この記事では、「ドーピングって何?」という基礎から、「いつ誰が検査されるのか」「うっかり違反を防ぐにはどうすればいいか」「マスターズはどう扱われるのか」まで、競泳の選手・保護者・指導者に向けて、中学生でも読める言葉で整理しました。日本選手権・国民スポーツ大会レベルを目指す中高生、マスターズで世界を狙う方、お子さんを応援する保護者の方、ぜひ一通り目を通してみてください。

※はじめに:この記事はアンチ・ドーピングに関する一般的な情報整理です。具体的な薬・サプリメントの使用判断は、必ず公認スポーツファーマシスト・主治医・JADA(日本アンチ・ドーピング機構)にご相談ください。

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まず結論|「うっかり違反」を防ぐ3つの要点

結論から言うと、競泳のアンチ・ドーピングで押さえてほしい要点は次の3つです。

  • 「うっかり違反」も罰せられる(厳格責任の原則
  • 危ない4つの侵入経路を知っておく
  • マスターズも対象になりうる

知らなかったでは済まされないのがドーピングのルールです。

ここから、ひとつずつ詳しく見ていきますね。

ドーピングって何?なぜ禁止されているの?

ドーピングとは、競技力を不正に高めるために、禁止された薬物や方法を使うことを指します。たとえば筋肉を増やす薬、酸素運搬能力を高める薬、興奮作用のある薬などが対象です。

禁止されている理由は3つあります。

  • 公平性 — 薬で勝つのは、努力で勝った選手に対して不公平
  • 健康被害 — 多くの禁止物質は重大な副作用がある(心臓病・がん・依存症等)
  • スポーツの価値 — 「努力・挑戦・正々堂々」というスポーツの根本が壊れる

ドーピングは「ズルをして勝つ」だけでなく、選手自身の体と人生を壊す行為でもあります。だから世界中のスポーツが連携して、厳しいルールで防いでいます。


誰がルールを作っているか:WADA・JADA・World Aquatics

アンチ・ドーピングのルールは、3つの組織が連携して運用しています。

  • WADA(世界アンチ・ドーピング機構) — 世界共通のルールと「禁止表(Prohibited List)」を毎年更新する大元の組織
  • JADA(日本アンチ・ドーピング機構) — 日本国内でのルール運用と検査を担う
  • World Aquatics(旧FINA・国際水泳連盟) / 日本水泳連盟 — 競泳という競技の中での独自の規定を運用

禁止薬物は基本的に全競技で共通(WADAの禁止表)です。「水泳だから何が禁止」と特別に決まっているわけではありません。ただし、競技ごとに検査の頻度・方法・対象選手の決め方は違います。

2026年版の禁止表でも、サプリメント由来の新規禁止物質(BAM15、フラモダフィニル等)が追加されています。禁止リストは毎年更新されることを覚えておいてください。「去年は大丈夫だった」が今年も大丈夫とは限りません。


「うっかり違反」が起きる仕組み:厳格責任の原則

アンチ・ドーピングで一番こわいのが、「故意でなくても違反になる」という仕組みです。

WADA規程の 厳格責任(strict liability) の原則により、体内から禁止物質が検出された時点で、本人にその気がなくても違反は成立します。「サプリに入っているなんて知らなかった」「友達からもらったお菓子だった」「コーチに勧められたから」——どれも理由になりません。

日本の規則違反の大半は「うっかりドーピング」です。本気でズルをしようとした選手は少なく、知らずに摂ってしまった事例がほとんどです。だからこそ、知識で身を守る必要があります。


危ない4つの侵入経路

「うっかり違反」がよく起きる4つのルートを押さえておきましょう。

① サプリメント

もっとも事故が多いのがサプリメントです。研究では、市販の栄養サプリメントの約28%に、ラベルに書かれていない禁止物質が混入している可能性があると報告されています(製造工場の他製品由来のコンタミネーション=汚染が主な原因)。

競泳でも事案があります:

  • 2018年 古賀淳也選手(2016年リオ五輪代表) — タンパク同化薬の陽性反応。海外通販で購入したサプリの汚染を主張
  • 2021年 ラグビーリーグワンの選手 — 国産サプリにオスタリン(エノバサルム)が混入、5ヶ月の資格停止
  • 自転車・ボディビル等、他競技でもサプリ汚染による違反が複数報告

サプリを使う場合は、第三者認証(Informed Sport / NSF Certified for Sport)を取得した製品を選ぶことが、リスクを大きく下げる手段です。ただし「100%安全な認証」は存在しないので、認証マーク+毎ロットの確認が必要です。

② 風邪薬・市販薬

意外と知られていないのが、市販の風邪薬・鼻炎薬。総合感冒薬の多くに、ドーピング禁止物質である エフェドリン・メチルエフェドリン・プソイドエフェドリン が含まれています(鼻づまりや咳の症状を抑える目的)。

  • これらは「競技会時のみ禁止」(In-Competitionのみ)の物質
  • 尿中濃度に閾値が設定されている(エフェドリン/メチルエフェドリンは10μg/mL超、プソイドエフェドリンは150μg/mL超で違反)
  • 2015年には日本の柔道選手が、日本から持ち込んだ風邪薬に含まれていたメチルエフェドリンで大会を欠場した事例も

大会前に風邪をひいた——というだけで、家族が善意で渡した市販薬が違反につながるリスクがあります。大会期間中は薬を飲む前に必ずチェックしてください。

③ 漢方薬・栄養ドリンク

「漢方は植物由来だから安全」は誤解です。漢方薬の麻黄(マオウ)には、ドーピング禁止物質であるエフェドリン・メチルエフェドリンが含まれます。

  • 葛根湯(風邪のひき始めに使う有名な漢方) — 麻黄を含む
  • 麻黄湯 — 麻黄を含む
  • 小青龍湯(花粉症等で使う) — 麻黄を含む
  • 細辛(サイシン)を含む漢方 — ヒゲナミンが禁止物質
  • 栄養ドリンク・エナジードリンクにもカフェインの大量摂取等の注意点あり

「飲んでみたら元気が出た」のは、まさに禁止物質が効いてしまっている可能性があります。漢方も薬と同じ扱いでチェックが必要です。

④ 肌に触れるもの(クリーム・湿布・点眼薬等)

鈴木聡美選手のXポストで触れていた「ハンドクリームのような肌に触れる物」も、本気で警戒する理由があります。

JADAは「禁止物質を体内に摂り入れる経路は、飲食や薬の服用だけでなく、皮膚への塗布(塗る・貼る)、点眼、点耳・点鼻など多岐にわたる」と明記しています。経皮(肌からの吸収)で検出されるレベルに達することがある物質があるからです。

  • 2016年 サンフレッチェ広島の選手 — チームが推奨した製品の使用でドーピング違反になった事例
  • テストステロン入りクリーム・育毛剤・湿布薬などに禁止物質含有の可能性

JADAも「チームのトレーナーや家族など信頼関係のある人からサプリメントや化粧品などの使用を推奨されても、安全性の確認が取れない限りは使用を控えましょう」と警告しています。鈴木選手が「知り合いから貰う物にも細心の注意」とまで言うのは、この事案の延長線上の判断です。


競泳ではいつ・誰が検査される?

「自分はどのタイミングで検査されるかも」を知っておくと、対策の優先度がはっきりします。検査は大きく 3つの経路 があります。

経路①:大会で受ける(競技会検査)

JADAは毎年、「国内最高レベルの競技大会」 を指定しています。指定された大会に出る選手は、TUE(後述)の事前申請が必要で、検査を受ける可能性が極めて高くなります。

2026年度 JADA指定の競泳大会:

  • 第102回 日本選手権水泳競技大会(長水路)
  • 第68回 日本選手権(25m短水路)水泳競技大会
  • 第80回 国民スポーツ大会(本大会)

「指定リスト」に入っていない大会(JOC杯ジュニアオリンピック・インターハイ・インカレ・全中等)は ルーチン検査の対象ではない ですが、「絶対に検査されない」とは限りません。JADAや競技団体が随時抜き打ちで検査することがあるからです。実際、JOC杯では 18歳未満の親権者同意書 が要求されており、検査の用意がある前提で運用されています。

経路②:大会以外で受ける(競技外検査・抜き打ち)

大会だけでなく、自宅・学校・練習場所に検査官が突然来る ことがあります。これが「競技外検査(out-of-competition testing)」です。

競技外検査の対象となるのは、RTP / TP に登録されたアスリート です。

  • RTP(Registered Testing Pool) — 最上位の検査対象者リスト。世界・日本のトップアスリート
  • TP(Testing Pool) — その下のティア

選定基準は競技団体(競泳の場合 World Aquatics)とJADAが決めており、共通的には:

  • 世界選手権・五輪のメダル獲得歴
  • 世界ランキングでの上位
  • 日本選手権の上位常連
  • 主要国際大会への出場歴

つまり「世界ランキング上位に入る」「日本代表クラスになる」と、突然「検査対象者」としての義務が発生します。

RTP/TPに登録されるとどうなるか

登録されたアスリートには 居場所情報の提出義務 が課されます。

  • 住所・トレーニング場所・遠征予定などを 年4回JADAに提出
  • 毎日 「ここで検査を受けられます」という60分の時間枠 を申告(例:朝6:00〜7:00は自宅にいる)
  • 引越し・遠征のたびに更新
  • 居場所情報の不備が12ヶ月で3回 → アンチ・ドーピング規則違反 → 通常2年間の資格停止
  • つまり「世界ランキングに入る=毎日決まった時間にここにいます、と申告して待機する義務が発生する」ということ。鈴木聡美選手レベルがまさにこれで、いつ検査官が来てもおかしくない世界に生きています。

    経路③:18歳未満の選手への検査

    JADAは18歳未満の選手にも検査を実施しますが、大会出場時に親権者の同意書を提出することが必要です。中高生でも、全国大会レベルになれば検査の射程に入ります。

    JOC杯ジュニアオリンピックでは、毎年「18歳未満競技者親権者同意書」の提出が要項に明記されています。「同意書を出さないと出場できない」という運用です。中学生のうちから、本人と保護者がアンチ・ドーピングの基本を理解しておく必要があります。


    マスターズはどう扱われる?(意外と知られていない事実)

    マスターズ(25歳以上のシニアカテゴリー)については、知っておくべき重要な事実があります。

    World Aquatics(国際水泳連盟)は、Junior・Youth・U16・U18・U20・Mastersをルーチン検査の対象から除外しています。 マスターズ大会では、世界記録が出ても ドーピング検査は行われず、検査なしで記録が認定 されます。マスターズ水泳には 禁止薬物リストそのものがありません

    これは制度設計上の意図的な除外です。海外解説サイト(SwimSwam等)によれば、その理由は:

    「年齢を重ねたスイマーの多くが、心臓病・緑内障・高血圧等の持病で、日常的に医薬品を使用している。これらを一律に禁止物質扱いすると、健康な生活と泳ぎを両立できなくなる」

    つまり、マスターズは「現役トップ選手とはルールが違う」のです。「世界新を出したのに検査がない」というのは、不思議に思えるかもしれませんが、健康な高齢者の通常医療と競技参加の両立を守るための合理的な設計です。

    ただし「何でもしていい」ではない

    マスターズ選手も以下の点には注意が必要です:

    • 過去にマスターズ世界チャンピオンが、別ルートで違反が発覚して2年資格停止になった事例あり
    • 2025年6月、World Aquaticsは 「Enhanced Games」(ドーピング容認競技会) 参加者を全大会から永久追放するルールを発表
    • マスターズで現役を続けながら、別の競技や代表選考で検査対象になる選手もいる

    マスターズ水泳は、ルールよりも一人ひとりの良心と倫理に支えられているカテゴリーです。「検査がないからやってもいい」ではなく、「検査がない世界だからこそ、自分でクリーンであることを守る」のがマスターズスイマーのあり方です。


    困ったときのチェック手順

    「この薬・サプリ・ハンドクリーム、大丈夫?」と迷ったら、使う前に必ず確認してください。日本にはチェック手段がいくつもあります。

    ① 公認スポーツファーマシスト

    JADAと日本薬剤師会が協同して認定する、日本独自の制度です。アンチ・ドーピングの最新知識を持つ薬剤師が全国にいて、相談に乗ってくれます。

    • 公式サイト:sportspharmacist.jp で近くのスポーツファーマシストを検索可
    • 都道府県薬剤師会には 「ドーピング防止ホットライン」 もある
    • 薬局の薬剤師バッジに「公認スポーツファーマシスト」表記あり

    大会前に風邪を引いたとき、迷わずスポーツファーマシストのいる薬局へ行くのが一番安全です。

    ② Global DRO(成分検索データベース)

    世界中で使われている薬の成分検索ツール。商品名や成分名から、その薬が現在のWADA禁止表に該当するかを調べられます。日本語版もあります。

    • globaldro.com(英語/日本語切替可)
    • ブランド名・成分名で検索

    ③ サプリメントは認証マーク付きを選ぶ

    サプリを使う場合、第三者認証付きのものを選ぶのが基本中の基本です。

    • Informed Sport(英国のLGCラボラトリーズ運営)
    • NSF Certified for Sport(米国NSF Internationalが運営)

    これらの認証は、製造ロットごとにWADA禁止物質の混入検査を行い、合格したものだけにマークが付きます。「100%安全」ではない(認証外ロットや個別事故はあり得る)ですが、無認証品より大幅にリスクが下がります。


    TUE(治療使用特例)について

    持病の治療で禁止物質を使わなければならない選手は、TUE(Therapeutic Use Exemption=治療使用特例) を申請することで、特例として使用が認められる場合があります。

    たとえば:

    • 喘息治療薬(一部の吸入ステロイドは禁止物質)
    • ADHD治療薬(アンフェタミン系の刺激薬)
    • インスリン(糖尿病治療)
    • ホルモン補充療法など

    TUEは 4つの条件 をすべて満たす場合に認められます:

    1. 適切な臨床診断に基づくこと
    2. その物質以外に代替治療がないこと
    3. パフォーマンスを健康な状態以上には向上させないこと
    4. ドーピング副作用の治療目的でないこと

    申請は 主治医と一緒に書類を作成し、JADAに提出します。大会の30日前までに申請するのが原則です。

    注意点:海外で承認されたADHD治療薬(アンフェタミン系)などは、日本ではTUEでも使えないものがあります。海外で治療を受けている場合は事前確認が必要です。


    違反するとどうなる

    違反が確定すると、選手はさまざまな影響を受けます。

    資格停止期間

    • 意図的な使用と判断された場合(または特定物質でない物質) — 原則 4年間 の資格停止
    • 特定物質で意図的でないことが認められた場合 — 最大 2年間 の資格停止
    • 20日以内に違反を認めると、1年間短縮される場合あり
    • 悪質な状況があれば最大2年加算される場合あり

    4年の資格停止は、競泳選手にとって致命的です。オリンピックは4年に1度。1度の違反で次のオリンピックを完全に失うことになります。

    記録の抹消・賞金返還

    • 違反が確定した検査時点以降のすべての記録・順位が抹消される
    • メダル・賞金の返還義務
    • 所属チームへの影響(リレーチームメイトへの波及等)

    社会的影響

    失うのは競技だけではありません。スポンサー契約・進学・就職・人間関係など、人生全体に影響します。「うっかりだった」では取り返しがつかない世界です。だからこそ事前の知識と確認が、何よりの自分の盾になります。


    ジュニアスイマー本人と保護者の方へ

    「中学生のうちから知っておくべき?」という疑問があるかもしれません。答えは YES です。

    • JOC杯ジュニアオリンピックは18歳未満も親権者同意書で検査範囲
    • 中学生でも全国大会の上位を目指すなら、抜き打ち検査の可能性ゼロではない
    • 高校・大学・社会人と競技を続けるなら、知識ゼロのまま勝ち上がるリスクが高すぎる

    本人へ: 風邪を引いたら、家にある薬を勝手に飲まずに必ず保護者やコーチに相談する。これだけでも自分を守れます。

    保護者の方へ: 善意で渡したサプリ・栄養ドリンク・風邪薬が、お子さんの選手生命を奪う可能性があります。ハンドクリームや化粧品もです。「身近な大人ほど慎重に」がキーワードです。お子さんのために、近くのスポーツファーマシストを1人見つけておくことを強く勧めます。

    関連記事:


    クリーンスポーツの考え方

    記事の冒頭で紹介した、鈴木聡美選手のXポストをもう一度引用します。

    「受け取れないのは私も大変心苦しいですが、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします」
    「その代わり、XやInstagram等のSNSにおいて投稿に『いいね』を押してくれるだけで、私めちゃくちゃ頑張れます!」

    差し入れを断り、ハンドクリームすら警戒する。一見ストイックすぎるように見えるかもしれません。でもこれは、ロサンゼルス五輪に向けて、自分の挑戦を守るための合理的な選択です。

    クリーンスポーツとは「ルールに従って我慢する」ことではなく、「努力で勝つ」というスポーツの本質を、自分の意思で守ることです。誰かに監視されてやるのではなく、自分のために、自分の競技人生のために、知識を持って判断する。それがアンチ・ドーピングの本当の意味です。

    競泳を続けるすべての人——中学生も、マスターズも、保護者も、コーチも——この基本を共有しておくだけで、競技をより長く、より気持ちよく続けられます。


    まとめ

    ✅ ドーピングは故意でなくても違反になる(厳格責任)
    ✅ 危ない4経路:サプリ・市販薬・漢方・肌に触れるもの
    ✅ 競泳の検査は競技会・競技外・18歳未満同意書の3経路
    世界ランキング上位や日本トップ層はRTP/TPに登録され、いつでも検査される
    マスターズはルーチン検査対象外・禁止リストなし(高齢者の医療配慮)
    ✅ 迷ったら公認スポーツファーマシストに相談
    ✅ 持病治療ならTUEを大会30日前までに申請
    ✅ 違反したら2〜4年の資格停止(=オリンピック1〜2回分の競技人生)

    知識は、選手を守る一番の武器です。「自分は関係ない」ではなく、「いつか上のレベルに行く自分のために」、今のうちから少しずつ覚えておいてください。


    個別の相談が必要な方へ

    「自分の練習・大会に向けて、コンディション管理や道具選びまで一貫して相談したい」
    「お子さんの全国大会に向けた準備を一緒に整えたい」
    「マスターズで本気で記録を狙いたい」

    そんな方は、プライベートレッスンもお受けしています。目標・体力・環境に合わせて、一緒に練習と道具のサポートをしていきます(薬・サプリの個別判断は、必ず公認スポーツファーマシスト・医師にご相談ください)。

    ご興味のある方は、こちらのページからご予約ください。


    ※ 医療・規則上の免責
    本記事は、競泳の選手・保護者・指導者に向けたアンチ・ドーピングの一般的な情報整理です。診断・治療・薬の処方を行うものではなく、個別の薬・サプリメント・化粧品の使用判断を保証するものでもありません。具体的な使用判断・TUE申請・違反時の対応については、必ず公認スポーツファーマシスト・主治医・JADA(日本アンチ・ドーピング機構)・所属競技団体にご相談ください。WADA禁止表は毎年更新されるため、本記事の内容は執筆時点(2026年5月)の情報に基づきます。最新情報は JADA公式サイト(playtruejapan.org)・World Aquatics公式サイト・globaldro.com をご確認ください。

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