PR

競泳水着の素材ガイド|ポリエステル・PBT・ナイロン・エラスタンの違いと選び方

この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

競泳水着のタグを見ると、「ポリエステル」「PBT」「ナイロン」「エラスタン」など、聞き慣れない素材名が並んでいます。じつは、同じ「練習用」でも、どの素材かで耐塩素性・伸縮性・吸水率・寿命が大きく変わります。

この記事では、競泳水着の主要4素材(ポリエステル/PBT/ナイロン/エラスタン)の違いを、特性から整理します。

タクミさん
タクミさん

コーチ、水着の素材、PBTとかナイロンとか並んでるんですが、違いがよく分からなくて。結局どれを選べばいいんですか?

よしのりコーチ
よしのりコーチ

いい質問だね。コツは、ブランド名より「成分表示」を見ること。毎日泳ぐ練習用なら、塩素に強くて長持ちするポリエステルやPBT。レース1発ならナイロン系のテックスーツ、と用途で選び分けると失敗が少ないよ。

先に結論

水着は「成分表示」で選べば失敗しない

  • 練習用:塩素に強く長持ちなポリエステル・PBT
  • レース用テックスーツ:コンプレッション・撥水重視の布帛(織り)系
  • 伸縮性重視:ナイロン+エラスタン(ただし寿命は短め)

ブランド名より、まず成分表示を見るのが失敗しない近道です。

スポンサーリンク

主要4素材を比較表で理解する

素材耐塩素性伸縮性吸水率主な役割
ポリエステル(PET)低(混紡で付与)約0.4%練習用の主軸・耐久性
PBT最上位(ほぼ塩素プルーフ)中(天然ストレッチ)非吸水エラスタン代替の伸縮+耐塩素
ナイロン約4%肌触り重視・レース用の土台
エラスタン/ライクラ高(5〜7倍伸び)非吸水伸縮性の付与・少量混紡

※エラスタン・スパンデックス・ライクラは同じもの。日本のタグでは「ポリウレタン」と表記されることもあります。

ポリエステル|練習用の主軸

もっとも一般的で、塩素に強く紫外線にも比較的耐性があります。単体だと伸縮性が低いので、エラスタンやPBTと混紡されることが多く、練習用の主軸です。

PBT|塩素に強く、エラスタンに頼らず伸びる

ポリエステルの仲間で、耐塩素性が極めて高く、ライクラに似た天然のストレッチ性を持ちます。エラスタンを使わず伸縮を出せるので、「PBT混紡」は塩素に弱いエラスタンが少なく、結果として寿命が長くなります。海外では「ほぼ塩素プルーフ」とも呼ばれます。

ナイロン|肌触りとレース用の土台

肌触りがしっとりして気持ちよく、伸縮も中程度。ただし塩素耐性は中程度で、ポリエステルやPBTほど長持ちしません。撥水加工と組み合わせ、レース用テックスーツの土台として使われます。

エラスタン|伸縮の立役者・塩素が弱点

5〜7倍に伸びる強い伸縮性で、フィット感を作ります。一方、塩素・熱・紫外線に弱いのが弱点。混紡比率が高いほどフィットは良いですが寿命は短くなります。仕組みとしては、エラスタンのポリウレタン部分が塩素(次亜塩素酸)で加水分解されて劣化します。練習後すぐ真水ですすぐ・乾燥機を使わず陰干しが長持ちのコツです。

スポンサーリンク

PBTとナイロンの違いは?

  • PBT:塩素耐性が高水準・天然のストレッチ・練習用向き
  • ナイロン:肌触りが良くしなやか・撥水加工と相性が良い・レース用テックスーツ向き

ニットと布帛|練習用とレース用で違う理由

観点ニット(編み)布帛(織り)
伸縮性多方向に伸びる伸びにくい(タイト)
圧迫感弱い強い(コンプレッション)
着脱容易困難(10〜12分)
主用途練習用・エントリーレース上位・テックスーツ

ニットは「着脱しやすく動きやすい」、布帛は「圧迫で姿勢保持・抵抗減」。同じ競泳水着でも役割が違います。布帛系の本格モデルは【本気・全国代表編】レース水着の選び方で整理しています。

塩素耐性のおおまかな序列

  • 最上位:PBT/ポリエステル混紡(「20倍長持ち」を訴求する製品も)
  • 強:ポリエステル100%(ライクラ100%の3〜4倍の寿命)
  • 中:ポリエステル+耐塩素エラスタン(標準より長寿命)
  • 弱:ポリエステル+標準エラスタン
  • 最弱:ナイロン+エラスタン(両素材とも塩素で分解・最速劣化)

数値はメーカー公称値:「20倍」「300時間耐久」などの数値はメーカーの公称値で、試験条件は非公開です。広告値として参考にしつつ、序列の傾向を理解するのに使ってください。

練習用水着のブランド表記を読み解く

練習用の「Endurance+」「MaxLife」「Durafast」などのブランド名は、多くが「ポリエステル+PBT」の混紡を独自呼称で売っているものです(例:Speedo Endurance+=ポリエステル50%/PBT50%、arena MaxLife=ポリエステル系+PBTの混紡)。呼称に惑わされず、成分表示で「ポリエステル+PBT」を確認すれば、長持ちする練習用を選べます。

あわせて読みたい

新着の水泳情報をメールで受け取る

新しい記事を公開したときだけ、無料でメール通知します。料金はかかりません。確認メールではJetpackの仕様上「購読」と表示されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました