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競泳選手のための腰痛予防対策|効果的なトレーニングとストレッチ法

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前回は、競泳で起こりやすい腰の故障の「種類」を見ました。今回は、その腰の痛みをふだんから防ぐ方法です。

腰痛の予防は、むずかしいことではありません。「反らせすぎない泳ぎ」「腰を支える体幹づくり」「柔軟性のケア」——この3つを、無理なく続けるのがいちばんの近道です。

ユウコさん
ユウコさん

コーチ、腰を痛めないためには、やっぱり筋トレですか?

よしのりコーチ
よしのりコーチ

筋トレも大切ですが、まずは「反らせすぎないフォーム」から。そのうえで体幹とストレッチを足していくと、腰への負担がぐっと減りますよ。ただし、いま痛みがある人は、予防より先に休養と受診をお願いしますね。

先に結論

腰痛は「フォーム・体幹・ケア」で防ぐ

  • フォーム:キックやスタート・ターンで腰を反らせすぎない
  • 体幹:腰を支える体幹(お腹まわり)を鍛える
  • ケア:股関節ももを中心にストレッチ+しっかり休養
  • 注意:すでに痛みがあるときは、予防より先に休養と受診を

反らせすぎない泳ぎと体幹づくりが、腰を守るいちばんの近道です。

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① 腰を反らせすぎないフォーム

まず見直したいのがフォームです。腰の反りすぎが、負担のいちばんの原因になります。

  • バタフライや平泳ぎのキックで、腰を反らせすぎず、お腹の力で進む
  • ドルフィンキックの振り幅を大きくしすぎない
  • 飛び込みやターン後の浮き上がりで、腰を急に強く反らせない
  • 体全体をまっすぐ長く保つ意識で、腰だけで反らない
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② 腰を支える体幹トレーニング

腰を守るには、お腹まわりの体幹を鍛えて、腰に負担を集めないことが大切です。ここでは腰を反らせずにできるものを選びました。

トレーニングねらいとポイント
プランクうつ伏せでひじをつき、体を一直線に30秒。腰が落ちない・反らないように
デッドバグあお向けで手足を交互に動かす。腰を床につけたまま行う
ヒップリフト(お尻上げ)あお向けでお尻を持ち上げる。お尻と裏ももを使う
サイドプランク横向きでひじをつき、体を一直線に。左右のバランスを整える

反らせて行うバックエクステンション(背中反らし)は、腰への負担が大きいので、腰が気になる人は避け、上のような安定系を優先しましょう。

③ 股関節ももを中心にストレッチ

腰そのものより、腰まわり(股関節・もも・背中)をやわらかくすると、腰の動きに余裕が生まれます。

  • キャット&カウ——四つん這いで背中を丸める・反らすをゆっくり(痛くない範囲で)
  • チャイルドポーズ——正座から前に倒れ、背中と腰を伸ばす
  • 股関節ストレッチ——片ひざ立ちで、股関節の前を伸ばす
  • もも裏(ハムストリングス)ストレッチ——長座で前屈、もしくはあお向けでタオルを使う

④ 使いすぎを防ぐコンディショニング

  • 泳ぐ前にウォームアップ、泳いだあとに軽いストレッチ
  • 陸トレでは重い重量より、正しいフォームと体幹の安定を優先
  • 疲れがたまっている日は、無理せず休養をとる

痛みが出たら、予防ではなく休養と受診を:ここで紹介したのは、あくまで痛みがないときの予防です。痛みが出ているときにストレッチやトレーニングを無理に続けると、悪化することがあります。強い痛み・しびれ・長引く痛みは、整形外科で診てもらいましょう。

まとめ

  • 腰痛予防の3本柱は「反らせないフォーム」「体幹」「ストレッチ+休養」
  • 体幹は、腰を反らせない安定系(プランク・デッドバグ・ヒップリフト)を優先
  • 腰まわり(股関節・もも)の柔軟性が、腰の余裕をつくる
  • 痛みがあるときは、予防より休養と受診を優先

腰を守るケアを続ければ、より長く、快適に泳ぎ続けられます。今日できることから少しずつ取り入れてみてください。

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