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飛び込みでゴーグルが外れる原因と対策【保存版】

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飛び込みでゴーグルが何度も外れて困っていませんか。タイムを狙って思い切って飛び込んだのに、入水した瞬間にゴーグルがずれてしまうと、レースでも練習でも一気にリズムが崩れてしまいます。

多くの方は「自分のフォームが悪いから」と思いがちですが、実はキャップとゴーグルゴムのフィット不足が原因になっているケースがかなり多いです。

この記事では、僕が現役で泳いできた経験と、これまで多くのスイマーを見てきた経験から、

  • 飛び込みでゴーグルが外れる原因
  • 今すぐ無料でできる対策(キャップ・ゴム調整)
  • それでも外れる方のための外れにくいゴーグル・キャップ選び

の3つを、比較表と選び方フロー付きで整理してお伝えします。読み終わる頃には、自分が次にどう動けばいいかが見えるはずです。

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飛び込みでゴーグルが外れる3つの原因

飛び込みでゴーグルが外れてしまう背景には、大きく分けて3つの原因があります。自分がどれに当てはまるかを意識しながら読んでみてください。

キャップとゴーグルゴムの段差・干渉

多くの選手は、メッシュキャップを被ってからゴーグルをして、その上にシリコンキャップを被ります。シリコンキャップは表面が滑らかで水を通しにくく、ゴーグルゴムを上から押さえてくれるので、飛び込み時のズレ対策として頼りになる存在です。

ただし注意点があります。一度ゴーグルを外して着け直すと、キャップから引っ張り出された分だけゴムが少し緩んでしまうのです。せっかくシリコンキャップで押さえているのに、ゴム自体がピンと張っていなければ、上からの衝撃で簡単にずれてしまいます。

ゴーグルゴムの締め具合

「とにかくキツく締めれば外れない」と考える方は多いのですが、これは半分正解で半分誤りです。締めすぎはこめかみが痛くなったり、長時間練習で頭痛の原因になったりします。

一方で緩すぎれば当然外れます。大事なのは「キツさ」よりも、ゴムが正しい位置で適切なテンションになっているかです。

ゴーグル本体の衝撃吸収不足

飛び込みの入水時、ゴーグルには 上方向(水面側)からの強い衝撃 がかかります。頭から水に入る瞬間に、ゴーグルの上端へ水が叩きつけるためです。

ノンクッションのゴーグルは抵抗が少なくスピードが出やすい反面、この衝撃を直接顔とフレームで受け止めることになります。フォームが安定していないうちは、クッション付きで衝撃を和らげるタイプのほうが外れにくいです。

ちなみに、その昔ジャパンオープンに出場した当時のトップスイマーである萩野公介選手ですら飛び込みに失敗してゴーグルが外れてしまったことがあります。絶対に外れない保証はどこにもない、という前提で対策を積み重ねていく考え方が大事です。

まずは無料でできる物理対策(キャップ・ゴム調整)

新しいゴーグルを買う前に、今の道具で試せる方法から紹介します。実際にレッスンでも、ここを直すだけで「外れなくなった」という方が多いです。

キャップの内側にゴーグルゴムを入れる

ゴーグルの上からシリコンキャップを被ると、キャップから出ているゴムの部分がキャップによって強く押さえつけられている状態になります。

その状態のまま一度ゴーグルを外してしまうと、ゴムはキャップから引っ張り出されたことによってピンと張った状態から少し緩んだ状態になってしまいます。

そのため、いくらきちんとゴーグルを着けていても、ゴーグルが外れやすくなってしまう可能性が出てきます。少しでも速いタイムを出すためにシリコンキャップを被っているのに、そのシリコンキャップのせいでゴーグルが外れやすくなってしまっては元も子もありません。

泳ぐ前に一度ゴーグルを外したときは、ゴーグルを着け直した後にきちんとゴムの再調整をしましょう。やり方は簡単です。

ゴーグルを着け直したら、↑の写真の赤丸部分を持ち、緩んでしまった部分をキャップの中に向かってキュッと軽く引っ張るだけでOKです。

そうすることでゴムのゆるみが解消され、ゴムがピンと張った状態に戻ります。あとはゴーグル本体をしっかりと顔に圧着させれば準備完了です。

ゴム締め具合の3段階チェック

ゴムを単に締めるのではなく、ゴーグル装着後にゴムの位置を直すことが大事です。

多くの方はゴーグルを頭にかけたままの状態で、ゴムの位置を後頭部側へまっすぐ着けています。一見正しそうに見えますが、この状態のままゴーグルをすると

ゴーグルのゴムが曲がった状態になってしまい、しっかり固定できません。さらに、後頭部側へまっすぐゴムを引っ張っている状態では、正面からの衝撃には強くても、上からゴーグルに当たる水の衝撃には弱いので、簡単に外れてしまいます。

正解はこちら。ゴーグルを装着したら、下側のゴムはまっすぐ後頭部側へ、上側のゴムは斜め上45度程度(つむじ付近)を目安にゴムの位置を直しましょう。こうすることで2方向へゴーグルが引っ張られ、上からの水の衝撃にも耐えやすくなります。

最後にゴーグルをしっかりと顔に押し付けて、ゴーグル内の空気を抜いて顔に密着させることも忘れないでください。

シリコンキャップを選び直す

ゴム調整をしてもまだ不安な方は、シリコンキャップ自体を見直してみるのもひとつの方法です。シリコンキャップは抵抗を最小限に抑える役割と、ゴーグルゴムを押さえる役割の両方を担う、いわば縁の下の力持ち。素材やフィット設計が違うだけで、外れにくさはかなり変わってきます。

代表的な3メーカーをぱっと見で比較できるように整理しました。

メーカー価格帯特徴おすすめタイプ
MIZUNO GX-SONIC HEAD中〜高頭頂部の凹凸を抑え水流を整える設計大会で抵抗を極力減らしたい方
SWANS SA-10S W日本製・World Aquatics承認のスタンダード定番の安心感で選びたい方
ARENA AS5SSC02U(アクアフォース3D)World Aquatics承認・3D設計でフィット感重視頭の形に合うキャップを探したい上級者

まずはMIZUNO GX-SONIC HEAD。トップ選手にも愛用者が多く、頭頂部の水流を整える設計です。

続いてSWANSのスタンダードシリコンキャップ。日本製・World Aquatics承認モデルで、迷ったらこれという定番の安心感があります。

そしてARENA アクアフォース3Dキャップ。WA(World Aquatics)承認モデルで、3D設計によりフィット感を追求しています。

物理対策で改善しない場合は「外れにくいゴーグル」へ

ゴム調整とキャップ見直しを試しても外れる場合は、ゴーグル本体の見直しが現実的です。ゴーグルにはクッション付きとノンクッションの2種類があり、飛び込みでの安定感はかなり変わってきます。

クッション付き(衝撃吸収タイプ)

クッション付きのゴーグルは、顔に密着する部分にゴム製のクッションがついているタイプです。クッションが衝撃を分散してくれるので、飛び込み時のずれに強く、目元の圧迫感も少なめ。レース用としても普段の練習用としても定番です。

飛び込み対策で代表的な2本を比較してみましょう。

商品名価格帯特徴おすすめタイプ
SWANS ヴァルキリー(SR-72MPAFAB)World Aquatics承認・くもり止め・クッション付きで安定感抜群飛び込みのフォームに自信がない方・確実に外れたくない方
VIEW V240SAM中〜高World Aquatics承認・SWIPEくもり止め復活機能で長期視界クリア長く同じゴーグルを使いたい方・部活/マスターズ

このSWANSヴァルキリーは僕も実際に使っているのですが、本当に外れにくいです。

プライベートレッスンや飛び込みマスターで飛び込み練習に来てくれた方の中にはゴーグルが外れることがっ最大の悩みだという人も多くいますが、そんな方々に試しに使ってみてもらったところ、今のところ一人も外れていません

クッション付きで顔へのフィット感が抜群で、飛び込みのフォームに自信がない方こそ使ってみる価値があります。

同じくクッション付きで、もうひとつの選択肢として VIEW のレーシングモデル V240SAM も紹介します。SWIPEくもり止めの復活機能が魅力で、長期使用でも視界が保たれやすい設計です。

ノンクッション(密着タイプ)

ノンクッションタイプは抵抗が少なくスピードが出やすい一方、飛び込み時の衝撃を直接受けます。ある程度フォームが安定してきた方や、レースで0.1秒を削りに行きたい方向けです。

商品名価格帯特徴おすすめタイプ
SWANS SR-7M EMSKレーシングモデル・12歳〜大人用・低抵抗フォームが安定した中上級者
VIEW V121SAM BladeWorld Aquatics承認・SWIPEくもり止め・低抵抗レース志向で視界も妥協したくない方

SWANS SR-7M はノンクッションの定番モデルです。シンプルな構造で軽く、レース時の集中を邪魔しません。

ノンクッションでもう一つ、VIEW の Blade(V121SAM) も WORLD AQUATICS 承認モデルとしてレースで使う選手が増えています。

自分に合うゴーグルが分かる選び方フロー

商品を並べてみても「結局どれを買えばいいの?」と迷う方は多いです。ここでは飛び込み頻度と予算で、自分にフィットしやすいタイプを整理します。あくまでひとつの目安として参考にしてみてください。

〜2,000円2,000〜4,000円4,000円〜
飛び込み 週1未満VIEW V121SAM Blade(コスパ重視で気軽に試したい方)VIEW V240SAM(クッション付きで衝撃にも強い)SWANS ヴァルキリー(長く使う一本として)
飛び込み 週1〜3SWANS SR-7M(定番ノンクッション)VIEW V240SAM(練習でもレースでも汎用性あり)SWANS ヴァルキリー(安心感を最優先)
飛び込み 週3以上SWANS SR-7M(消耗品としてストックしやすい)SWANS ヴァルキリー(価格と安定感のバランス◎)SWANS ヴァルキリー(クッション+耐久性で迷うなら)

飛び込みでゴーグルが外れて困った経験がある方は、まずはクッション付きから試すのがおすすめです。フォームに自信がついてきてから、ノンクッションに切り替える流れも自然です。

あわせてシリコンキャップを見直すと、ゴーグルとの組み合わせで安定感がさらに上がります。「ゴーグル×キャップ」のセットで考える視点も持っておくとよいでしょう。

全7点まとめ比較表

記事の最後に、ここまで紹介したキャップ3点・ゴーグル4点を1つの表でまとめます。買う前の最終チェックに使ってください。

商品名タイプ価格帯特徴おすすめタイプ
MIZUNO N2JW8003 GX-SONIC HEADシリコンキャップ中〜高水流を整える設計抵抗を極力減らしたい方
SWANS SA-10S WシリコンキャップWorld Aquatics承認の定番迷ったらこの一枚
ARENA AS5SSC02U(アクアフォース3D)シリコンキャップWorld Aquatics承認・3Dフィット頭の形に合うものを探したい方
SWANS SR-72MPAFAB ヴァルキリークッション付きゴーグルWorld Aquatics承認・くもり止め飛び込みのフォームに自信がない方
VIEW V240SAMクッション付きゴーグル中〜高World Aquatics承認・SWIPEくもり止め復活長く同じゴーグルを使いたい方
SWANS SR-7M EMSKノンクッションゴーグルレーシング低抵抗フォームが安定した中上級者
VIEW V121SAM BladeノンクッションゴーグルWorld Aquatics承認・低抵抗・SWIPEくもり止めレース志向の方

ゴーグル単体だけでなく、キャップと組み合わせて使うことで、飛び込み時の安定感はさらに上がります。今の自分の悩みに合わせて、必要なところから揃えてみてください。

よくある質問

ゴーグルのサイズ感は?(海外メーカーvs日本メーカー)

日本人の顔に合わせて設計されているのは SWANS や VIEW、MIZUNO などの日本メーカーです。海外メーカー(ARENA、Speedo、TYR等)は鼻幅やフレーム幅が広めの設計が多く、合う方には合いますが、最初の一本としては日本メーカーから試したほうが失敗しにくいです。

ゴーグルレンズの色の選び方は?(クリア/スモーク/ミラー)

屋内プールが中心で、暗くなりがちな朝練・夜練が多い方はクリアやライトカラー。屋外プールやまぶしい屋内プールならスモークやミラーが目に優しいです。試合用と練習用で使い分けるのもひとつの方法です。

キャップとゴーグルの相性で気をつけることは?

シリコンキャップはゴーグルゴムをしっかり押さえてくれる一方、メッシュキャップだけだとゴム自体が動きやすくなります。飛び込みでゴーグルが外れやすい方は、メッシュ+シリコンの2枚被りで間にゴーグルを挟む方法を試してみてください。

度付きゴーグルでも飛び込みで外れにくくできる?

はい。度付きでもクッション付きモデルが用意されているメーカーがあります。ただし種類は通常のゴーグルより少なめなので、まずは度数の選択肢を確認してから、クッションの有無を選んでいく流れがおすすめです。

子供用と大人用で選び方は違う?

小学生など顔の小さなお子さんには「ジュニアサイズ」の表記があるモデルを選んでください。大人用をそのまま使うとフレームが大きすぎてフィットせず、飛び込みで簡単に外れてしまいます。中学生以降は大人用に切り替えて問題ないことが多いです。

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※FINAは2022年12月にWorld Aquaticsへ正式改称しました。販売中の旧パッケージには「FINA承認」表記が残っているケースがあります。

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