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視覚に頼らない!感覚を研ぎ澄ませて泳ぐスキルを身につけよう

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水泳は、普段の生活とは違い、「進行方向を見ずに進むスポーツ」 です。
しかし、多くのスイマーが壁や前の人との距離が気になって無意識に前を見てしまいがち

特に、
バタフライ・平泳ぎの呼吸 → 先に顔を上げて前を見てしまう
背泳ぎのターン・タッチ → 壁を確認するために振り返る
スタートやターン後の浮き上がり → 水面までの距離を目で確認

このように視覚に頼りすぎることで、フォームの崩れや推進力の低下につながるのです。


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視覚に頼ると泳ぎが崩れる理由

✅ 姿勢が崩れる

前を見ようとすると、顎が上がり、自然と体が反る形になります。
すると…
✔ 下半身が沈みやすくなる
✔ 水の抵抗が増える
✔ 呼吸がしづらくなる

たとえば、気を付けの姿勢で上を向いたまま、首だけ横に向けてみてください。
呼吸しづらいですよね?
水中でも同じことが起こり、無駄な力を使ってしまいます。


✅ 推進力が落ちる

水泳において視線を前に向けること=姿勢が崩れること
姿勢が崩れると、水の抵抗が増えてしまい、推進力が大幅に落ちます。

バタフライ・平泳ぎ → 顔を上げて前を見てから呼吸すると、腰が沈んで減速
背泳ぎ → ターンやタッチで振り返ると、ブレが生じてスムーズに動作できない
スタート・ターン後の浮き上がり → 目で水面までの距離を確認しようとすると、ストリームラインが崩れる

どの場面でも、視覚に頼ることでフォームが崩れ、無駄な動きが増えるのです。


視覚に頼らずに泳ぐために意識すべきポイント

では、視覚を使わずに泳ぐためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは 「視覚以外の感覚を磨くこと」 にあります。

水の流れを感じる → 体のどこに水の流れが当たっているかを意識する
体の位置を把握する → 水の浮力を利用しながら、姿勢をキープする
壁やターンのタイミングを体で覚える → 目で確認するのではなく、ストロークの回数や感覚で判断する

視覚に頼っているうちは、これらの感覚が養われません。
だからこそ、少しずつでも「目で確認しない泳ぎ」に慣れていくことが大切なのです。


視覚を使わない泳ぎに慣れる方法

1. 壁やターンを「感覚」で覚える

最初は、ストロークの回数を数えたり、プールの水流や壁からの反響音を頼りに泳いでみましょう。
何度も繰り返すことで、自然と「今どの位置にいるか」 がわかるようになります。

また、プールの場合は床にセンターラインを表す青い線が書いてあることが一般的です。
その線を意識することで前を見なくても大体の距離感がわかるようになるので、T字の部分まで来てから斜め前を向くようにして壁を確認するくらいでターン動作に入れるのが理想です。


2. ターンや壁の距離感を体で覚える

背泳ぎのターン → 一定のストローク数でターンに入る練習をする
ターン後の浮き上がり → 目で見ずに、決まったキック回数で水面へ出る感覚を身につける

このように、目に頼らなくても泳げるルーティーンを作ることが大切です。


まとめ|視覚に頼らない泳ぎを手に入れよう!

水泳において、視覚に頼ることは姿勢の崩れや推進力の低下につながる大きな要因のひとつ。
だからこそ、少しずつ視覚以外の感覚を鍛え、「見なくてもわかる泳ぎ」を身につけていくことが大切です。

最初は難しいかもしれませんが、慣れれば今までよりずっとラクに、速く泳げるようになります!
今日からぜひ、視覚に頼らないスキルを意識してみましょう!

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