
大人の方の指導は選手指導とはまた違った面白さがあります
先日、ある方がレッスン後に
「目から鱗だった!ずっと勘違いしていたけど、言われてみれば確かにそうだね!納得したよ」
と興奮気味にまくしたててきました。その時のその方の顔は、まるで新しいおもちゃを与えられた子供のように生き生きとした嬉しそうな顔でした
また、別のある方はレッスン前に
「背泳ぎは全然進まないし、すぐ鼻に水が入るから嫌いだ」
と言っていたのだが、ほんの1時間レッスンをした後に
「こんなに背泳ぎが楽に泳げるものだとは思わなかった!鼻から水も入らなくなった!」
と、大喜びされていました
多くの人に水泳の楽しさを知ってもらいたいと思っている僕からしたら、こんなことを言ってもらえることは最高の喜びであるが、あまり手放しで喜んでばかりいるわけにもいきません
なぜなら、こんなセリフが出るということは、今までずっとしていた勘違いや苦手意識をきちんと正してくれる指導者に巡り合ってこなかったということに他ならないのです
指導者にとって当たり前のことでも、受講者は知らないことばかりだから、自分なりに理解しようとしてくれてはいるものの、実際はこちらが伝えたかった内容とは違った解釈をしてしまっていることも多いのです
そういった勘違いの原因の多くは、指導者側の認識不足であったり、説明不足にあります
どんなに素晴らしい知識や技術を指導者が持っていても、それが受講者に正しく伝わっていなければ何も意味がないのです
そのせいで、本来しなくてもいいツラい思いをしてしまい、水泳に対して苦手意識を持っていたり、いつまで経っても弱点を克服できずに苦しんでいる人も少なくないのです
なんともったいないことか!
先述の方々には、特別なことは何もしていません
きちんと説明をして、今の泳ぎにほんの少し手を加えただけなのです
たったそれだけのことで、新しい発見と共に自分の泳ぎの進化を感じたり、いとも簡単に苦手意識を克服したりすることができたのです
全ての人に同じことが当てはまるわけではないが、あなたももしかしたらちょっとした勘違いによって、しなくてもいいツラさや苦しみを味わっているのかもしれません
今の自分の泳ぎをほんの少し変えて、ひとつ上のレベルに上がりたいという人は、お気軽にご連絡ください
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