腹直筋トレーニングシリーズもいよいよ最終ステージ、上級編に突入です。
ここまで来たあなたは、すでに「腹筋を使う感覚」がしっかり身についてきているはず。
中級すらも物足りなくなったあなたなら、上級者向けの高強度腹直筋トレーニングはいかがでしょうか?
ということで、水中でもダイナミックな動作に直結する“爆発力”や“持久力”をさらに高めていく高強度トレーニングを3つ紹介します。
高強度ですが、そのぶん効果は抜群。フォームを崩さずに丁寧に取り組んでいきましょう!
トップスイマーレベル!?3つの腹直筋上級トレーニング
①Vシットアップ(連動性と爆発力を鍛える!)

目安:10回 × 2〜3セット
ポイント:脚と上体を同時に引き寄せ、手でつま先をタッチする意識で!
仰向けの姿勢から、脚を伸ばしたまま上げつつ、上体も同時に起こして手とつま先を近づける動きです。
見た目以上に強度が高く、腹直筋の連動性とタイミングが求められます。
呼吸を合わせて、しっかりとコントロールしましょう!
②腹筋ローラー(腹直筋全体を刺激!)

目安:10回 × 2〜3セット
ポイント:腰を反らさず、ゆっくり丁寧に戻ること!
ローラーを転がして前方に体を伸ばし、腹筋の力で元の姿勢に戻る動作。腹直筋を中心に体幹全体に効く、高負荷な自重トレーニングです。
立った状態から前屈するようにローラーを床に置き両手で握る
ゆっくりと前方に体を伸ばしていき(顔が床すれすれになるくらいまで)、腹筋を使って戻る
動作は反動を使わず、腹筋でコントロール
③ドラゴンフラッグ(腹直筋の極限チャレンジ)

目安:5〜8回 × 2〜3セット
ポイント:反動を使わず、体を一直線に保つ!
仰向けになり、頭の上で固定されたバーやベンチに手をかけてしっかり固定。
そこから脚と胴体をまっすぐ伸ばしたまま、腰ごと上へ持ち上げていく
「お尻から足先まで1本の板」のように保ったまま、ゆっくりと元の姿勢に戻していく
腹直筋だけでなく、広範囲の体幹筋(腹斜筋や腸腰筋など)にも強烈な刺激を与える超高難度トレーニング。
水中での姿勢維持やドルフィンキックの安定感を高めたいスイマーにおすすめです!
まとめ
これらの上級トレーニングを丁寧に続けていけば、腹直筋の力が確実にレベルアップ。
特に水泳では、スタートの瞬発力や、ターン後の姿勢維持、スピードを落とさないための「軸の安定」が重要です。
特に、今回紹介した腹筋トレーニングができるようになれば、50mではもう敵なしになれる可能性もあるかも!?
ここまで来たあなたは、もう「やらされるトレーニング」ではなく「自分で選んで強くなるトレーニング」ができているはずです!
ぜひ今日から1種目でも試してみてくださいね
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