「長い距離を泳ぐとガス欠気味…」「夕方の練習になると力が残っていない」――そんな悩み、食事から解決しませんか?
ポイントは ①良質な炭水化物でエネルギーを満タンに ②適量のたんぱく質で修復をサポート ③ミネラル・ビタミンで“疲れにくい体内環境”を整える こと。
火を使わずに作れるものから 10 分で完成するメインまで、忙しいスイマーでも続けやすいレシピを集めました!
1. 完全栄養フルーツオートミール

調理時間:5 分|朝食・リカバリー向け
材料(1人分) | 目安量 |
---|---|
オートミール | 40 g |
牛乳 or 豆乳 | 150 ml |
バナナ | ½ 本 |
冷凍ベリー | ひと握り |
無糖ヨーグルト | 大さじ2 |
はちみつ | 小さじ1 |
くるみ(刻む) | 大さじ1 |
- 深めの器にオートミールと牛乳を入れ、電子レンジ600 Wで90 秒。
- バナナを輪切り、ベリー・ヨーグルトをのせ、くるみを散らす。
- 仕上げにはちみつをひと回し!
💡栄養MEMO
・βグルカン豊富なオートミールでゆるやかにエネルギー放出
・バナナ&はちみつでクイック補給 → 早朝練習前にも◎
2. サーモンと枝豆の“彩り”玄米チャーハン

調理時間:10 分|昼食・メイン
材料 | 目安量 |
---|---|
玄米ごはん | 茶碗1杯(150 g) |
鮭フレーク(市販) | 大さじ2 |
冷凍枝豆(さやなし) | 50 g |
卵 | 1 個 |
ごま油 | 小さじ1 |
しょうゆ | 小さじ½ |
塩こしょう | 少々 |
- フライパンにごま油を熱し、溶き卵→玄米→鮭フレークを順に炒める。
- 枝豆を加え、しょうゆ・塩こしょうで味を調えるだけ。
💡栄養MEMO
・玄米&枝豆で “植物性たんぱく+ビタミンB群”
・鮭のアスタキサンチンが抗酸化→長時間泳いだ後の疲労軽減に!
3. 鶏むねハニーレモンマリネ

調理時間:10 分+漬け込み|夕食・作り置き
材料 | 目安量 |
---|---|
鶏むね肉(皮なし) | 1 枚(250 g) |
レモン汁 | 大さじ2 |
はちみつ | 大さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 小さじ½ |
粗びき黒こしょう | 適量 |
- 鶏むね肉をそぎ切り。調味料を揉み込み、冷蔵で30 分以上。
- フライパン弱〜中火で両面4 分ずつ焼く。(焦げやすいので注意)
💡栄養MEMO
・低脂質&高たんぱく。クエン酸とはちみつでグリコーゲン回復を後押し
・冷めても柔らかい → 翌日の弁当や練習前の“おにぎりサンド”にも
4. “飲む補給食” 甘酒×オレンジスムージー

調理時間:3 分|練習30 分前/直後
材料 | 目安量 |
---|---|
無加糖甘酒(ストレート) | 100 ml |
100%オレンジジュース | 100 ml |
プレーンヨーグルト | 大さじ2 |
氷 | ひと握り |
全部をミキサーに入れて30 秒で完成!
💡栄養MEMO
・甘酒のブドウ糖+必須アミノ酸
・クエン酸&電解質 → 発汗が多い持久系メニューの日におすすめ
5. 海苔チーズ“おにぎらず”

調理時間:7 分|試合当日の補給・軽食
材料(1 個) | 目安量 |
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焼き海苔(全形) | 1 枚 |
ごはん | 120 g |
スライスチーズ | 1 枚 |
たくあん(刻む) | 大さじ1 |
かつお節 | 小さじ1 |
しょうゆ | 少々 |
- ラップに海苔 → ごはん半量 → 具材 → 残りのごはん → 海苔で包む。
- 10 分置いて海苔がしっとりしたら半分にカット。
💡栄養MEMO
・海苔のミネラル&チーズのカルシウムで筋収縮をサポート
・たくあんの塩分が発汗によるミネラルロスを補う
食べるタイミングのヒント
シーン | おすすめレシピ | ねらい |
---|---|---|
早朝練習前 | フルーツオートミール 甘酒スムージー | 胃に負担をかけずに即エネルギー |
練習後 30 分 | 甘酒スムージー 鶏むねマリネ | 回復を最速化(糖+たんぱく質) |
長時間練習の合間 | おにぎらず オートミールバー | 噛む手間が少なく“持久力キープ” |
さいごに
持久力は 「泳ぎ込み × 栄養 × 休養」 の掛け合わせ。
今日のメニューはすべて ①作りやすい ②持ち運びOK ③高コスパ を意識しました。
「今日は長距離メニューだな…」そんな日は、ぜひここから“1 品”取り入れてみてください。
食べて・泳いで・また食べて―― 身体の燃料切れを防いで、ラスト1本までパワフルに泳ぎ切りましょう!
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