

コーチ、夏に屋外プールで泳ぐと太陽がまぶしくて壁が見えづらいんですよ。ミラーゴーグルが気になっているんですが、選び方が分からなくてね。

いいところに気づきましたね。ミラーゴーグルはまさにそのまぶしさ対策に向く道具なんですよ。今日は屋外向けミラーゴーグルの選び方と、おすすめモデルをご紹介しますね。まずは結論から。
まず結論|ミラーゴーグルが向く場面

まず結論です。ミラーゴーグル選びのポイントはこの2つですよ👇
- 屋外・明るい屋内のまぶしさ対策に向く
- 暗い屋内・早朝は見えにくい → クリア/スモークが候補
屋外メインならミラー、屋内中心ならクリア寄り。これが基本の分かれ道です。

なるほど、屋外メインか屋内中心か、で分かれるんですね。

そういうことです。それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
ミラーゴーグルが向いている人

まず、ミラーゴーグルが向いているのはこんな人ですよ。
- 夏の屋外プールで泳ぐ方 … 太陽の照り返しをおさえて、まぶしさを減らせます。
- 明るい屋内プールで泳ぐ方 … 照明の反射が気になる方にも向いています。
- 屋外の大会に出る方 … まぶしさで壁やターンを見失いにくくなります。

一方で、ミラーは光をおさえるぶん、暗い屋内や朝早い時間だと見えにくく感じることもあるんですよ。屋内中心の人は、クリアやスモークのほうが使いやすい場合もあります。
選び方の軸

選ぶときは何を見ればいいんですかな?

大きく3つの軸があります。順番に見ていきましょう。
① 屋外メインかどうか

屋外や明るい場所がメインならミラー、暗めの屋内がメインならクリア寄りを選びましょう。1つで両方こなしたいなら、まぶしさを抑えつつ視界も残るスモークミラーが扱いやすいんですよ。
② クッションの有無

フィットネスや長時間練習ならクッション付きミラー、レースで使うならノンクッションのミラーを選びましょう。フィット感の考え方は、ほかのタイプと同じですね。
③ UVカットの有無

屋外で長く泳ぐなら、紫外線(UV)カット付きだと目を守れますよ。多くの競泳ミラーはUVカットに対応しているんです。
タイプ別おすすめモデル(品番)

具体的なおすすめモデルもぜひ知りたいですね。

それでは品番つきで3タイプご紹介しますね。
SWANS VALKYRIE(ヴァルキリー) SR-72MPAFAB(ミラー)

まずはSWANSのヴァルキリー SR-72MPAFAB。日本人の顔に合わせたクッション付きミラーで、くもり止めも長持ちタイプですよ。屋外の練習からレースまで、まぶしさをおさえて快適に泳げるんです。
arena(アリーナ) AQUAFORCE SWIFT A AGL-O400M(ミラー)

次にarenaのアクアフォース スイフト A、AGL-O400M。World Aquatics承認のクッション付きミラーで、くもり止めのSWIPEを搭載していますよ。屋外でも視界が安定して、効果が長く続くんです。
VIEW(ビュー) AILE V240SAM / Blade NX V250SAM(ミラー)

3つ目はVIEWのミラータイプです。AILE(V240SAM)は広い視界と高い密着感、Blade NX(V250SAM)は2026年の新しいクッションで、屋外のまぶしさをおさえて集中して泳げますよ。
反射(ミラー)の仕組みと、まぶしさ対策

そもそもミラーというのは、どうやってまぶしさを減らしているんですかな?

ミラーゴーグルは、レンズの表面にうすい金属の膜を蒸着して、入ってくる光の一部を鏡のようにはね返すんですよ。そのぶん目に届く光の量が減るので、夏の屋外プールの照り返しや、強い照明のまぶしさをやわらげてくれます。日差しの下でも目を細めずに前が見えるので、屋外の練習やレースでは集中して泳げるんです。
室内では暗くなる点に注意

ミラーは光をおさえる道具なので、暗めの屋内プールや朝早い時間帯だと、逆に見えにくく感じることがあるんですよ。僕も、夏に屋外で使っていたミラーをそのまま屋内に持ち込んで、思ったより暗くて壁が見えにくかった経験があります。屋内が中心の人は、明るく見えるクリアやスモークを基本にして、屋外で泳ぐ日だけミラーに替えるのがおすすめです。1つで両方こなしたいなら、スモークミラーが扱いやすいですよ。
当て方とサイズ感はベースのタイプ次第

ミラーは「レンズの表面加工の違い」なので、かけ心地そのものはベースになっているクッション付き/ノンクッションで決まるんですよ。長く泳ぐ屋外練習ならクッション付きミラーを目元のクッションで吸いつかせ、屋外レースならノンクッションミラーを目のくぼみにはめてから軽くベルトを締めましょう。当て方の基本は、それぞれのタイプと同じです。
くもり(曇り)対策

屋外だとレンズがくもりやすそうですが、何か対策はありますかな?

屋外は気温と水温の差が大きいので、ミラーでもレンズの内側がくもりやすい場面があるんですよ。内側のくもり止め加工は指でこすると落ちるので、ミラー面・内側ともにやさしく扱うのが基本です。泳ぐ前にレンズの内側をプールの水でさっと濡らしておくと、くもりにくくなります。くわしいやり方はくもり止めの記事を見てくださいね。
屋外で使うときの選び方のポイント

屋外で使うときの選び方のポイントを、改めて整理しておきますね。
- UVカットの有無 … 屋外で長く泳ぐなら紫外線カット付きだと目を守れます。多くの競泳ミラーは対応しています。
- クッションの有無で選ぶ … 長時間練習ならクッション付きミラー、レースならノンクッションミラー。
- 濃さ(ミラーの強さ) … 真夏の屋外は濃いめ、屋内と兼用ならうすめのスモークミラーが無難です。

視力が気になる人は、ミラーでも度付き(度入り)を選べる場合がありますよ。近視のスイマーは度入りゴーグルの選び方の記事もあわせてどうぞ。
屋外で泳ぐときに僕が気をつけていること

最後に、僕が屋外で泳ぐときに気をつけていることをお話ししますね。屋外は照り返しだけでなく、紫外線も強いんですよ。僕は長く泳ぐ日はUVカット付きのミラーを選んで、休憩中もできるだけ日かげに入るようにしています。

屋外は水温と気温の差でレンズがくもりやすいので、泳ぐ直前にレンズの内側を水で湿らせてからかけ直すと、最初の数本がくもらずに済みます。太陽の角度が低い朝夕は、ミラーでもまぶしさの向きが変わるので、ターンの目印を壁の決まった場所に決めておくと迷わないですよ。

ターンの目印を決めておく、とは。いやー、その発想はありませんでした。
使い方・注意

使うときの注意点もまとめておきますね。
- 暗い場所では見えにくいことも … 屋内中心の日はクリアと使い分けると安心です。
- 反射面はこすらない … ミラーの加工は傷に弱いので、内側も外側もやさしく扱います。
- くもり対策 … 屋外は気温差でくもりやすいので、くもり止めの記事のやり方で本番前に整えておくと安心です。

なるほど、よく分かりました。まずはUVカット付きのクッション付きミラーを選んで、屋外練習でやってみますよ💪ありがとうございました。


