上達する人は教わる姿勢ができている

この記事は約3分で読めます。

みなさんはレッスンに参加するときにちゃんと教わる姿勢ができているでしょうか 


あたりまえだ!と思う人も多いと思いますが、意外とできていない人がいるのも現実です


そのため指導をしていて


「あー、この人もったいないな」


と思うこともあります


では教わる姿勢ができていないと思う行動を具体的に上げていきましょう


・メニューに対して文句や言い訳をする


これはわかりやすいですね


どちらかというと大人よりも子供に多いです


メニューをやる前から


「これはキツすぎるからムリだ」「こんなに多い本数はできない」


といった単純な文句を言う


または


「今日は調子が悪いからムリかも」「肩が痛いからできない」


といった言い訳をする


そうやって練習前に予防線を張る行動を取ってしまっている人は要注意です



指導者は“指導のプロ”です


キツいのは百も承知でメニューを作っているのは何もみなさんをいじめたいからではなく今その練習をする事が必要だから指示しているんです



上達する人は指導者を信頼して全てを任せているので、そのことをよくわかっています


だからキツいメニューでも文句を言わずにこなします



また、調子が悪い、肩が痛いなどの不調がいい訳ではなくホントだとしたらムリして練習に参加している行動そのものが上達を遅らせている原因です

ムリして参加して不調を訴えるくらいなら早く治して練習した方がよっぽど上達しますよ!


・何も質問はしないでただ指示を待つだけ


教わる姿勢ができている人ほど教えてもらうことに貪欲です


わからないことはそのままにせず積極的に質問し、納得してからメニューに取り組みます



また、メニューの途中でも


「言われた通りにやってみたんですけどフォーム見てもらっていいですか 」


というように、自分から積極的に行動します



わからないことをそのままにしてメニューをこなすことはもちろんダメですが練習が終わってからメニューの意味を聞くのもダメです



こういう場合指導者が伝えたかったこと、気を付けてほしいところとは全く関係のない部分を意識して泳いでいたなんてこともありえます


これでは練習を1回分無駄にしてしまっていますよね 


こうやって気づかないところでちょっとずつ差ができてしまうんです


そして気づいた時にはライバルは雲の上の人なんて事も・・・


・色々なところから情報を仕入れる


速くなりたい、上手くなりたいという気持ちは水泳を習ってる誰もが思ってるでしょう


色々なところからたくさんの情報を集めて、上達する為の努力をすることは素晴らしいと思います


しかし、それが上達を遅らせてしまっている原因になってることがよくあります



どういう事かと言うと


“Aという人は○○と言っていた


でもBという本には●●と書いてあった


さらにCというサイトには△△がいいという動画があった


みんな違うことを言ってるけどどれが正しいのかわからない・・・”



といった具合です



これは向上心の強い方に多いかもしれません



色々な情報を集める事は確かにいい事かもしれませんが、それは指導者の役目です


たくさんの情報を集め、勉強・研究を重ね作り上げ、みなさんに合ったものを提供するわけです


それを自分でやってしまうということは、教わる気がないと言ってるようなものです



10人の指導者がいれば10通りの指導があります


複数の指導者の指導で、自分に都合のいいところだけを集めて形にしようとしてもそれぞれアプローチの仕方が異なるのでどこかでズレて混乱してしまいます



効果的に上達したいのなら、この人!と決めた指導者に全て任せてください!


だからと言って、情報を仕入れてはいけないというわけではありません


新しい情報を手に入れたら自分の指導者に“質問”してください


そして“納得できる答え”を出してから練習に励んでください


1人で勝手な解釈をして練習をしてしまうと逆に遠回りすることになりますよ




上達するかどうかはちょっとした心がけ次第です


せっかく自分の指導者を信頼しついていこうと決めていても無意識にしている行動が自分の成長を邪魔しているなんてもったいないですよね


せっかく頑張ってるんですから教わる姿勢を身に着けて効率よく上達しライバルに差をつけちゃいましょう!


LifelongSwimmersのブログをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました