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水泳肩のリスクを減らす家トレ6種|肩が痛い時の判断も解説

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「泳ぐ量を増やしたら肩が痛くなった」「水泳肩が心配」というスイマーへ、家で取り入れやすい肩まわりのトレーニングを紹介します。

肩の筋力バランスを保つ運動には研究がありますが、この6種をすれば水泳肩を必ず防げるわけではありません。練習量、過去の痛み、泳ぎ方、睡眠・回復なども含めてリスクを管理することが大切です。

この記事では、痛みのないスイマー向けの実践例と、運動を中止して受診を考える目安を分けて整理します。

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まず結論|肩トレはリスク管理の一部

痛みがない人の基本

軽い負荷で肩の後ろ側・肩甲骨まわりの筋力と持久力を整える

  • 週2回から:正確なフォームを保てる軽い負荷で始める
  • 泳ぐ前:疲労させる筋トレではなく、軽い動きで準備する
  • 同時に確認:練習量の急増、過去の肩痛、入水位置、回復不足
  • 痛みがある:予防メニューで治そうとせず、原因の評価を優先する
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なぜ水泳肩になる?

泳ぎは腕を回し続ける運動なので、肩には大きな負担がかかります。

競泳では内旋・内転方向の動作が繰り返され、肩の後ろ側の筋力・持久力とのバランスが変わることがあります。ただし、水泳肩の原因は一つではなく、過去の痛み、関節のゆるさ、負荷の急増、筋持久力、泳ぎ方など複数の要因が関係します。

外旋筋や肩甲骨まわりの筋力・持久力を整えるトレーニングは、リスク管理の一つとして取り入れられます。同時に、練習量と水中フォームも見直します。

競泳選手を対象にしたランダム化比較試験では、12週間の運動プログラムがシーズン中の肩回旋筋のバランス低下を抑えました。ただし、評価された中心は筋力・筋力比であり、肩痛や傷害の発生そのものを必ず減らすと証明した試験ではありません

「やれば予防できる」と断定せず、継続しやすい低負荷の補助トレーニングとして使うのが現実的です。

すでに肩に痛みがある場合は、以下のメニューを自己流で追加するより、練習を調整し、整形外科やスポーツに詳しい理学療法士などへ相談してください。

家でできる肩の予防トレ(週2〜3回・軽い負荷で)

※はじめに:以下は痛みのない人向けの一例です。チューブは最も弱い強度から始め、最後の数回も肩をすくめず動かせる負荷を選びます。

鋭い痛み、引っかかり、しびれ、力が抜ける感覚が出たら中止します。

反動を使わず、呼吸を止めずに行います。

子どもは年齢・体格・競技歴に合わせ、指導者または保護者がフォームと負荷を確認してください。

1. 外旋(ER)

目的:肩の後ろ側の筋力・持久力
やり方:肘を体の横につけたまま、チューブを外へ開く。脇にタオルを挟むと肘が安定。
目安:左右10〜15回 × 2セット
見るポイント:肘を支点にし、肩をすくめない。軽すぎるくらいから始める。

2. 内旋(IR)も軽く

目的:内旋動作のコントロール
やり方:肘を体につけ、チューブを内へ引く。
目安:左右10〜15回 × 2セット
見るポイント:全員に必須ではありません。内旋ばかりを追加せず、指導者の評価や全体メニューに合わせます。

3. Y・T(肩甲骨)

目的:肩甲骨まわりの筋力・持久力
やり方:うつ伏せまたは立位で、腕をY・Tの形にゆっくり上げる。
目安:各8〜10回 × 2セット
見るポイント:腕を高く上げるより、首を長く保ち、痛みのない範囲で動かす。

4. スキャプラプッシュ

目的:肩甲骨の前後の動き
やり方:腕立ての姿勢(またはひざつき)で、胸を落とさず肩甲骨だけ寄せる/離す。
目安:10回 × 2
見るポイント:肘は曲げず肩甲骨だけ動かす。

5. バンドロー(引く)

目的:背中・肩甲骨を安定
やり方:チューブを前で持ち、肘を後ろへ引く。肩甲骨を寄せる。
目安:10〜15回 × 2
見るポイント:すくめない。背中で引く。

6. 胸を開くストレッチ(姿勢)

目的:胸まわりの動かしやすさを整える
やり方:壁に手をつき、体をゆっくり反対へ向ける。
目安:20〜30秒 × 2回
見るポイント:姿勢を矯正する運動ではありません。肩前面に痛みが出ない範囲で行います。

泳ぐ前の準備は、腕を軽く振る、胸郭を回す、弱いチューブで数回動かすなど、疲労を残さない内容にします。

筋力トレーニングは、高い質を求めるメイン練習の直前を避け、泳いだ後または別の時間帯に行う方法があります。チームの計画や本人の疲労に合わせて調整してください。

メニュー例(週2〜3回・泳いだ後)

種目目安位置づけ
外旋左右10〜15回 × 2基本。最も弱いチューブから
Y・T各8〜10回 × 2首をすくめず、痛みのない範囲
スキャプラプッシュ8〜10回 × 2壁・膝つきで負荷調整
バンドロー10〜15回 × 2肩を後ろへ引きすぎない
内旋・ストレッチ必要に応じて全員に同じ量を追加しない

やらない方がいいこと

見直したい状態対応
重い負荷や反動で外旋負荷と回数を下げ、肩をすくめない範囲へ
痛み・しびれ・力が抜ける中止して練習を調整。続く場合は医療機関へ
泳ぐ直前に追い込む軽い準備運動に変更し、筋トレは別の時間へ
泳ぐ量を急に増やす距離・強度・パドル使用量を段階的に増やす

肩が痛い時

予防トレーニングと、痛みの治療・リハビリは分けて考える

夜間痛、安静時痛、腕が上がらない、力が急に入らない、しびれ、転倒や衝突後の痛みがある場合は、運動を中止して医療機関へ相談してください。軽い違和感でも数日続く、泳ぐたびに強くなる場合は早めの評価が安心です。

普段・水中へのつなげ方

  • 肩に違和感が出たら無理をしない・休む勇気
  • フォームの改善も予防に直結(手を体の中心に入れるクロスオーバーは肩の負担=姿勢や入水の直しも大切)
  • 泳ぐ量を急に増やさない
  • 痛みが強い・続くときは整形外科など専門家へ

まとめ

水泳肩の予防は、外旋筋と肩甲骨の安定を週2〜3回、軽い負荷で整えること。

研究では肩回旋筋の筋力バランスを保つ効果が報告されていますが、痛みや傷害を完全に防ぐ保証ではありません。

泳ぐ前は疲労を残さない準備運動にし、筋トレは練習後や別時間へ調整します。

痛みがあるときは我慢せず専門家に相談を。

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