
コーチ、肩がときどき痛くなるんです。陸トレで肩を守れるって聞いたんですけど、何を使えばいいんでしょう?

それなら、ゴムバンドの出番だね。水中トレーニングだけじゃ補いきれない筋力や柔軟性をサポートしてくれる、陸トレの定番アイテムがあるんだ。

ゴムバンド…って、あの伸びるやつですか?

そう。「セラバンド」と「セラチューブ」だよ。今日はこの2つの選び方と、肩を守る使い方を教えるね。
まず結論|肩のインナーを整える陸トレギア

結論から言うね。押さえてほしい要点はこれだよ👇
- 肩のインナーマッスルを整え、プルの動きを陸で復習する補強ギア
- 水泳肩予防にも
- 軽い強度から反動を使わずゆっくり
軽い強度から、反動を使わずゆっくり効かせる。

軽い強度から、ですね。さっそく中身を知りたいです。

じゃあ、ここから2つのアイテムを順番に見ていこう。
水泳の補強トレーニングに最適なゴム製アイテム

セラバンドもセラチューブも、高品質のラテックスゴムを使ったエクササイズ用の伸縮アイテムなんだ。どちらも場所を選ばず簡単に使える手軽さが魅力だよ。
セラバンド(TheraBand)とは?

セラバンドは、薄くて軽量なシート状のゴムバンド。主に可動域トレーニングや柔軟性向上に使うんだ。肩や股関節まわりなど、水泳動作で重要な部位をしなやかに動かすのにピッタリだよ。
特徴
- シート状のゴムで扱いやすい
- コンパクトで持ち運びに便利
- 柔軟性や関節可動域の強化に適している
- 強度は色別(イエロー<レッド<グリーン<ブルー…)で選べる
使用例
- 肩甲骨周りのストレッチ
- 股関節まわりの可動域アップ
- リハビリや姿勢改善トレーニング

シート状だから、柔軟性アップに向いてるんですね。
セラチューブ(TheraTube)とは?

一方のセラチューブは、チューブ状になっていて、より高い負荷をかけたい筋力トレーニングに向いているんだ。両端にグリップをつけたり、ドアアンカーと組み合わせたり、使い方も自由自在。プル系筋力の強化やフォームづくりにも効果的だよ。
特徴
- 丸型の中空チューブ構造で、強度に優れる
- 負荷をかけたいトレーニングに最適
- 強度も色別で選べる(セラバンドと同様)
使用例
- プル動作の再現トレーニング(肩・背中)
- 体幹を意識したフォーム矯正
- 足の引きつけ強化(ドルフィンキック補強)

なるほど! 柔軟性ならバンド、筋力ならチューブで使い分けるんですね。
セラバンド・セラチューブ 強度別おすすめ早見表

強度は色で選ぶんだけど、目的別の早見表を用意したよ。
| 使用目的・対象者 | 推奨強度 | 色の目安 |
|---|---|---|
| 筋力アップ(中学生) | -1 / +1 / +2 | イエロー / グリーン / ブルー |
| 筋力アップ(16歳以上) | -1 / ±0 / +2 / +3 | イエロー / レッド / ブルー / ブラック |
| 筋力アップ(成人・上級者) | ±0 / +1 / +3 / +4 | レッド / グリーン / ブラック / シルバー |
| シェイプアップ目的 | -1 / ±0 / +1 / +2 | イエロー / レッド / グリーン / ブルー |
| リハビリテーション | -1 / ±0 | イエロー / レッド |
| 運動機能向上(高齢者含む) | -1 / ±0 | イエロー / レッド |
【補足】

強度の目安も整理しておくね。
- 強度の目安
- -1(最弱):初心者・高齢者向け(イエロー)
- ±0(弱):軽い運動・女性や初心者向け(レッド)
- +1(中):標準的な負荷(グリーン)
- +2(やや強):ある程度鍛えた人向け(ブルー)
- +3(強):筋力トレーニングに本格的に取り組む人向け(ブラック)
- +4(最も強い):トップアスリート向け(シルバー)

強度は無理のないレベルからスタートして、徐々にアップしていくのが基本だよ。初めてなら ±0(レッド)または+1(グリーン) から始めると安心だね。
練習での使い方|ドリル例

僕はセラバンド・セラチューブを、肩のインナーマッスルを整える日と、プルの動きを陸で復習したい日とで使い分けているんだ。ゴムは引きすぎると傷むから、軽い色(弱い強度)から始めるのがおすすめだよ。

具体的にはどんなドリルがありますか?
① 肩の外旋エクササイズ(肩を守る土台づくり)

肘を体の横につけたまま、バンドを外側へ開く動きだよ。水泳肩を防ぎ、どの泳法でも肩を安定させる土台になる。15回×2セット、反動を使わず、ゆっくり戻すところまで意識してね。
② チューブプル(クロール・バタフライのかき動作)

チューブを前方に固定して、水をかくのと同じ軌道で腕を後ろへ引く。キャッチからプッシュまでのプル動作を、そのまま陸で再現できるんだ。片腕12回×3セット。最後まで押し切ってから戻すのがポイントだよ。

水をかく動きをそのまま陸で練習できるんですね!
③ 肩甲骨の引き寄せ(姿勢とローリング)

バンドを胸の前で持って、左右に引いて肩甲骨を寄せる。泳ぎの姿勢づくりと、クロールのローリングを支える背中の筋肉に効くよ。15回×2セットね。

インナーマッスルは強い負荷より軽い負荷で丁寧にが基本なんだ。強い色のチューブをいきなり使うと肩を痛めやすいから、無理のない範囲で。痛みや違和感が出たら中止してね。

了解です。軽い色から、丁寧に、ですね!

